水害時に必ず役立つアイテムを備えよう

21/07/06まで

武内陶子のごごカフェ

放送日:2021/06/29

#インタビュー#防災・減災#水害から命を守る

14時台を聴く
21/07/06まで

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長柴美恵さんは「防災備蓄収納プランナー」として、災害に備えた物品の整理・収納の啓発活動に従事しています。今回<ごごカフェ>では、長柴さんに水害への対応に必要な準備についてお話しいただきました。浸水による家屋の被害やけがを最小限に抑えるためには、どんなものを備蓄しておけばいいのでしょうか(聞き手・武内陶子アナウンサー)。

【出演者】
長柴美恵さん(防災備蓄収納プランナー)

外に出しているものを、すぐにしまえるように

――さて長柴さん、いろんな災害がありますけれど、防災備蓄収納プランナーという専門的な立場から、水害についての備えを教えていただこうと思います。
水、ぬれるということですよね。どんな備えがあればいいでしょうか?

長柴: 大きい台風や局地的大雨、集中豪雨などいろいろありますけれど、まず「収納」という面から見ますと、日頃から外に出ているものを家の中にしまわなければならないような状況となったとき、すぐにしまえるような場所、スぺースが家の中にあるかどうか。そのスペースを常日頃から確保しておいてほしいんです。

――「とりあえず玄関に植木鉢を入れる」といったことでもいいですか?

長柴: そうですね。

――とにかく場所を確保すると。

長柴: いざというときにすぐにパッと入れられるようなスペースを、何も災害がないような日頃から確保しておいてください。

そして備蓄ですね。用意するものとしては、外の排水溝を掃除するために、例えば小型のスコップやブラシなど。
ゴミや落ち葉が流れて水が詰まってあふれるのを防ぐために、こういう小道具ですぐに掃除ができるように用意しておいていただきたいんです。

――なるほど。そこが詰まってあふれてしまうと、流れていかなくなって被害が出そうですもんね。

長靴ではなく運動靴を!

長柴: 雨がたくさん降ると「長靴を履こう」と思われるかもしれないんですけれど、くるぶしのあたりや10cm以上など、ある程度の浸水になると長靴では対応できないんですね。
想像していただくと、長靴の中に水がバシャバシャ入ったときの状態って非常に歩きにくいと思うんです。

――重くなりますよね。

長柴: 足元が取られますね。
ですので、水が抜けやすいようにするために、動きやすい運動靴を必ず用意しておいていただきたいんです。

――運動靴がいいってことですね!

長柴: 運動靴がいいんです。サンダルでもダメです。

――サンダルだと流されちゃいますよね。「どうせぬれるから」と思ってビーチサンダルみたいなので外回りを歩くと危ないですよね。

長柴: 逆に危険ですね。ですので、運動靴を必ず用意しておいてください。

――履かない方も、スニーカー・運動靴みたいなものは必ず備蓄しておくべきである、ということですね。

水びたしを防ぐ「水のう」

長柴: 排水溝というのは、外だけではなくて家の中にもあります。
家の中の排水口から逆流してこないように、逆流に備えて、家庭用のごみ袋などのビニールでも構いませんので、「水のう」が作れるようなものも用意しておくといいです。

――私、この前の台風のときに風が強すぎて、マンションの上のほうなんですけれど、トイレの水が噴き出してくるというのを初めて経験したんですよ。ああいうときですよね?

長柴: そうです。

――「何がジャバジャバ言ってるのかな?」と思ったら、ブホーッと出てきて本当に驚いたんです。
そういうところに、しっかり上から押さえられるような水のうが作れるように、ビニール袋を。大きめのものということですかね?

長柴: おもりになるような感じですね。

――ビニール袋を置いておくといい、ということですね。


【放送】
2021/06/29 武内陶子のごごカフェ カフェトーク「学ぼう! 防災備蓄の基礎知識」

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