午後2時台を聴く
23/09/08まで
午後3時台を聴く
23/09/08まで
「備える」と「変化」のお題で川柳を募集し、川柳作家のやすみりえさん、ミュージシャンの小宮山雄飛さんと一緒に楽しみました。(聞き手:武内陶子パーソナリティー)
【出演者】
やすみりえさん(川柳作家)
1972年、兵庫県出身。雑誌やテレビ、公募川柳の選者、監修をつとめるほか、全国各地で講演やワークショップを開催。令和3年度の文化庁長官表彰を受賞。著書多数。
小宮山雄飛さん(ミュージシャン)
1973年、東京都出身。音楽ユニット「ホフディラン」のボーカル&キーボード。テレビ、ラジオ番組の出演、コラム連載などでも活躍中。渋谷区の観光大使でもある。
やすみ:
川柳では、喜怒哀楽、ささやかな日常の出来事から感じたことを5・7・5で詠んでください。「季語」は入れても入れなくてもいいんです。日常的に使われる話し言葉から「今」が見えるのも魅力で、SNSとマッチして若者のあいだでも人気なんですよ。
川柳を楽しむために
やすみ:
まず川柳の音の数え方のルールをおぼえましょう。小さい「っ」は、1音として数えます。では「きっぷ」は何音でしょう?
――3音ですか?
やすみ:
正解です。では「ジャム」は?
――ジャムは2音ですね。
やすみ:
小さい「ゃ・ゅ・ょ」は数えないので「ジャム」は2音になります。また「ノート」のように伸ばす音「ー」は1音と数えます。
小宮山:
前回、この句会に出させていただいたときに、僕は川柳のペンネーム「柳号」をいただきました。
――なんという柳号なんですか?
小宮山:
サンセット雄飛です!
――では、サンセット雄飛の川柳を発表してください。
小宮山:
「備える」で詠みましょう。
改札が 必ず閉まる マネージャー
やすみ:
お題は「備える」ですが、「備えてない」を詠まれたんですね(笑)。
――「変化」での川柳もご披露ください。
五七五 そろそろ変えちゃ ダメですか
やすみ:
誰に言ってるんですか(笑)。
小宮山:
300年の歴史もあるから、そろそろいいかなぁと思って・・・
やすみ:
それはダメですね(笑)。
――では、私も「変化」で。
あなた誰 鏡の顔に ビビデバビデブー
――ビビデにビビリの思いを込めました(笑)。
やすみ:
最後にメルシーりえの川柳を発表します。「備える」で。
予備知識 だけは充分 次の恋
- ※ リスナー投稿川柳は「聴き逃し」で1週間お楽しみいただけます。
【放送】
2023/09/01 「ごごカフェ」
午後2時台を聴く
23/09/08まで
午後3時台を聴く
23/09/08まで