芸能生活35周年「どうする松村」

23/07/21まで

ごごカフェ

放送日:2023/07/14

#映画・ドラマ#大河ドラマ#お笑い

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芸能生活35周年を迎えた松村邦洋さんに、芸能界のエピソード、仕事の流儀、そして、NHK大河ドラマ『どうする家康』の見どころなど、いっぱいうかがいました。ものまねも、たくさんしてくださいましたよ!(聞き手:吾妻謙パーソナリティー)

【出演者】
松村邦洋さん(タレント)


<プロフィール>
1967年、山口県出身。大学生の頃、アルバイト先のテレビ局で、片岡鶴太郎に認められ芸能界入り。野球や歴史の知識が豊富で、テレビ、ラジオで活躍中。NHKラジオ第一の『DJ日本史』のMCも担当。


――金曜日はラジオのはしごですね。

松村:
有楽町の方から来ました。きょうはのどから血が出るまで、ものまねやりますよ!

――松村さんのものまねの原点は?

松村:
中学校の時、先生のものまねが得意で、30人くらいの先生のものまねができたんです。ひとりで職員室が再現できましたね。初めてビートたけしさんのものまねをやったのも中学生の時。当時、僕は丸刈りで、映画『戦場のメリークリスマス』に出ていた、たけしさんに似ていたんですよ。それから『3年B組 金八先生』で、不良役だった直江喜一さんのまねを、地元の暴走族の前でやったこともありました。彼らにはいろいろためになるアドバイスをもらいましたね。

――その後、鶴太郎さんに認められて芸能界に入られたんですね。

松村:
大学生になって、福岡のテレビ局でアルバイトをしたんです。そのときに片岡鶴太郎さんにスカウトされてデビューしました。

  • 松村さんの歴史を『プロジェクトX~挑戦者たち~』風に振り返っていただきました。
  • 「聴き逃し」は1週間です。

松村:
僕のものまねのポイントは、人を好きになることです。その人になりたいという気持ち、「人を愛すること」ですね。「学ぶは真似ぶ」ですね。アナウンサーさんも先輩アナウンサーにあこがれて、まねから入るんじゃないですか?

――最近、私も武内陶子店長に似てきたと言われます(笑)。

お世話になった人たち

松村:
デビュー4年目で仕事が減ったときに、中途半端な自分に悩みました。そのころ、放送作家の高田文夫先生が、僕にいろいろなお笑いライブに出るようすすめてくれたんです。たくさん出演することで、自分の芸は「ものまね」なんだと自覚できましたね。

――デビューのきっかけになった片岡鶴太郎さんの存在も大きいですね。

松村:
鶴太郎さんは師匠にあたる人です。鶴太郎さんが、ネタ帳に一字一句、細かく書いているのを見て、僕もマネしてノートをつけるようになったんです。鶴太郎さんが大河ドラマ『麒麟がくる』で摂津晴門(せっつ はるかど)役に決まった時、「どんな人物なんだ?」と連絡がきたので、摂津晴門の情報をまとめて送りました。とても感謝されましたね。

――35年間、いろいろなことがあったと思います。スランプはありましたか?

松村:
レギュラー番組の降板は、ショックでした。仕事が減って時間があったので、大好きな歴史や野球、雑学の勉強をいっぱいしました。

どうする松村

――松村さんはいつから大河ドラマを見るようになったのですか?

松村:
『風と雲と虹と』(1976年)を小学校3年生の時に見たのが最初ですね。主人公の平将門が少ない兵で強大な敵を破る「小が大を食う」というのに心を打たれましたね。

――松村さんにとって大河ドラマの魅力とは?

松村:
正義が悪を倒すストーリーが多かった他の時代劇とは違い、大河ドラマは、正義と悪だけでは語れない、人の世の現実を教えてくれるんです。そこに、小学生の僕はどっぷりハマってしまいました。

――松村邦洋さんの動画チャンネルで『鎌倉殿の13人』の最終回を予想したら、脚本の三谷幸喜さんから連絡がきたそうですね。

松村:
最終回に徳川家康が出るんじゃないかな? と10月ぐらいに発言したんです。そうしたら、三谷さんから「松ちゃん、誰から聞いたの? 当たっているんだけど」と電話がきたんです。適当に言ったんですと答えたら「これからは言わないで」と釘をさされました。

――放送中の『どうする家康』はどうですか?

松村:
家臣にいろいろ聞くことは大事なんですね。江戸時代に神様扱いされた家康を、明治政府が否定するために悪い(たぬきおやじ)イメージをつけたという説もあるんですが、今回の松本潤さんが演じる徳川家康の方が実物のイメージに近いかもしれませんね。野村萬斎さんの今川義元もよかったし、有村架純さんが演じた瀬名も印象的でしたね。

――後半の展開に期待することは?

松村:
1983年に滝田栄さんが演じた『徳川家康』と比べながら見ているんですが、ちょっと展開が遅いと感じてます。今後、「本能寺の変」と「関ケ原の合戦」がどのように描かれるのが楽しみですね。家康が天下をとるのは、いじめられっ子が勝つ感じで、見ていて気持ちがいいですね。やはり大河とタイガースは最高ですね(笑)。

  • リスナーからの「ものまねリクエスト」にも応えていただきました。「聴き逃し」でどうぞ。

どうする家康

日曜日 総合 午後8時/BSP BS4K 午後6時

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【放送】
2023/07/14 「ごごカフェ」

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