渡辺美里さんが大ヒット曲「My Revolution」との出会いを語る!

23/07/26まで

ふんわり

放送日:2023/07/19

#インタビュー#演歌#音楽#なつかしの名曲

<ふんわり>は、毎週月曜日から金曜日<NHKラジオ第1>8時30分~11時50分で放送中♪
パーソナリティの温かいトークがリスナーの生活をふんわりと包み込むような番組です。
水曜パーソナリティは、歌手の伍代夏子さんです。

放送後1週間は、「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

ふんわり

ラジオ第1 毎週月曜~金曜 午前8時30分

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今年デビュー38周年を迎えた歌手の渡辺美里さんが登場♪ 18歳でデビューした当時の思い出、大ヒット曲「My Revolution」との出会い、西武球場での伝説のライブなどのお話を伺いました。

【出演者】
渡辺:渡辺美里さん(歌手)
伍代:伍代夏子さん(歌手)
稲垣:稲垣秀人アナウンサー

大ヒット曲「My Revolution」との出会い

稲垣:
デビューの翌年(1986年)に、「My Revolution」と出会われるわけですね?

渡辺:
そうですね。当時、同じプロデューサーで、同じチームにいた作曲家の小室哲哉さんが、お兄ちゃんみたいな感じで近くにいたんですよね。で、「今度デビューする渡辺美里に」っていうことで曲を書いてくれて。でも、これは、デビューの翌年にリリースしましたけれども、デビューしたその年、1985年にはもう出会っていましたね。

稲垣:
そうだったんですか!?

渡辺:
ファーストアルバムとセカンドアルバムを、ほぼ同時進行で作っていたんですけれど、レコーディングしているスタジオに曲を持ってきてくれて「こんな曲ができた!」っていうことで。「いいねぇ!」と、ウワ~って鳥肌が立っちゃったのを、今でも覚えていますから。

伍代:
そのときは、デモテープですよね?

渡辺:
その前後はデモテープをいっぱいいただいていたんですけれど、「My Revolution」に関しては、小室さんがスタジオに来て、ピアノで弾いてくれたんですよね。

伍代・稲垣:
へぇ~!!

渡辺:
テープを聴いた覚えがないんですよ。多分、すごくご本人(小室哲哉さん)に自信があって、「きたー!」って思われたのか、「早く聴かせたい!」って思ってくれたのか、スタジオで弾きながら、私もAメロ、Bメロ・・・っていう感じで、ラララで歌いながら、「お~、いいね~!!」ゾクゾクゾクーッ、っていう感じで覚えたのを、今でも記憶しています。

伍代:
いやぁすごい! なんかすごいお話を伺っていますね!

稲垣:
小室哲哉さんが直接、聴かせてくださったということなんですね。では、その曲を聴かせていただきましょう。渡辺美里さんから、曲のご紹介をお願いします。

渡辺:
聴いてください。渡辺美里で「My Revolution」。

♪「My Revolution」 歌:渡辺美里

伝説の1989年、どしゃ降りの西武球場、アカペラで歌った「My Revolution」

稲垣:
(渡辺美里さんが)どしゃ降りの雨の中で熱唱されているっていうのを、私も後から拝見しましたけれども、本当に「伝説」と言われている、あのライブですね、1989年の西武球場。

渡辺:
今となっては、そういうふうに言っていただいていますけれど、そのときはもう、「さあ、これからコンサートが盛り上がるぞ!」って時に止めなきゃいけなかった・・・雷と大雨で。今でこそ、ゲリラ豪雨というのは、よく体感しますけれど、あの時代はそんなになかったし、ましてやコンサートで、っていうのはなかったですから。

伍代:
急に(豪雨が)来ちゃったんですか? なんか予兆というか・・・

渡辺:
前日は、ものすごく良いお天気だったのは覚えているんですけれど、もう記憶がないです(笑)。

伍代:
だけど、悔しいですよね。急にそんなね。

渡辺:
でも、その後、「伝説の(ライブ)」って言っていただいているので。昨年、「パイナップルロマンスのその先へ “雨のバカ~” 」って言って、「そのコンサートでやれなかった分から、現在までを再現するライブ」っていうのをやったんですよ。なので、一応、自分の中では決着したな、と。

稲垣:
その1989年のライブは、最後に「My Revolution」をアカペラで歌われたんですよね? お客さんと一緒に。

渡辺:
もうたくさんの人が集まっていて、「危険なので、即座に解散してください」って言われたんですけれど、お客さんも、やんややんやで、「もうちょっと見たいぞ!」、みたいな。そこで、「じゃあ、もうこれで!」っていうことで、アカペラで歌ったことによって、みなさん、納得してくれたかどうかわからないですけれど。「そういうことか!」っていうふうに、思ってくれて。

女性ソロシンガーとして日本初! 20年続いた西武球場でのライブ、そのキッカケは?

稲垣:
当時20歳ぐらいですよね?

渡辺:
23(歳ですね)。

稲垣:
デビュー4、5年目、23、24歳ぐらいで、もう何万人という(観客のいる)スタジアムで歌う。当時、スタジアムでのライブっていうのは、女性シンガーでは初めてだったんですよね?

渡辺:
そうですね。ソロでは、私が最初だったと聞いています。

伍代:
すごいですね。そのライブの話が来たのは、デビューした年の秋?

渡辺:
はい、1985年の秋、ラジオ番組をやっているところで、当時はメールではなくハガキというか。ラジオ番組でハガキがいっぱい来るじゃないですか、お便りが。「きょうは、このリクエスト曲をかけようかな?」って選んでいるときに、「来年の夏に、スタジアムでコンサートをやってみない?」って言われて、「あ~、じゃあやってみようかな?」って、「はい」って答えたんですけれど、まさかその後、そんなに続くとも思わず・・・(笑)。

伍代:
それで20年! すごいですよ、(美里さんの)パワーもだけれど、みなさんもそれだけ待ち望んで、「その感動を、来年も、来年も!」っていうことで、思ってくださって・・・

渡辺:
そうですね、「何年続けよう」っていうことは自分では考えていなくて、まさに高校球児のように、「この瞬間しかないんだ! 今年しかないんだ!」っていう思いでやってきたのが、ちょっとずつつながっていって、長くやらせていただきましたね。

伍代:
やっぱり、一番好きですか、ライブ?

渡辺:
ライブは好きですね。でもライブをやるためには、やっぱり良い作品がないと。どんなに好きでも、良い曲がないと盛り上がらないというか、ただ単に楽曲を投げ続けるだけでは。なので、ライブがあったからこそ生まれた曲があって、良い曲を作ったからこそライブができて、っていうその繰り返しで。またスタジアムでやることによって、「ここの空気に合う、この空間に合う楽曲を作りたいわ!」っていうふうに思うようになりましたし、スタジアムで曲が育っていったっていうこともありますね。

稲垣:
「スタジアムで曲が育つ」、名言です!


続きは9時台「聴き逃し」で♪

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23/07/26まで

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【放送】
2023/07/19 「ふんわり」

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