芸能生活60年・西川きよし師匠「芸人伝説」の真相を直撃!

23/07/11まで

ふんわり

放送日:2023/07/04

#インタビュー#お笑い

<ふんわり>は、毎週月曜日から金曜日<NHKラジオ第1>8時30分~11時50分で放送中♪
パーソナリティの温かいトークがリスナーの生活をふんわりと包み込むような番組です。
火曜パーソナリティは「キム兄」こと、芸人の木村祐一さん。

放送後1週間は、「らじる★らじる」の聴き逃しサービスでもお楽しみいただけます!

ふんわり

ラジオ第1 毎週月曜~金曜 午前8時30分

詳しくはこちら

【芸能生活60年・西川きよし師匠「芸人伝説」の真相を直撃!】
ふんわり火曜日9時台にお送りしている「木村家のリビング」。キム兄のおうちのリビングでお話しするような、リラックスムードのインタビューコーナーです。きょうは、芸能生活60年を迎えた西川きよし師匠をお招きして、まことしやかに語られている「芸人伝説」の真相を直撃しました!

【出演者】
西川:西川きよしさん(芸人)
木村:木村祐一さん(芸人)
久保田:久保田祐佳アナウンサー

きよし師匠の伝説「毎年、芸能人やその家族にも、お年玉をあげ続けている」!?

久保田:
世間では、まことしやかに語られている「西川きよし師匠の伝説的エピソード」がたくさんあります。この「ふんわり」でも数々、話題になっていますけれども、そこできょうは、ご本人に直接、その真偽を伺っていきたいと思います!

西川:
はいっ、ありがとうございます!

久保田:
まず木村さん、一番目はアレですよね!?

木村:
あの~、「お年玉」なんですけど……

西川:
はい。ずっと今までやっています!

木村:
僕は毎年(お年玉を)いただいて、今年の分も4月ぐらいにくれはったでしょ?

西川:
そうですよ。一番遅い人は、7月に(渡しています)。

木村:
それで、自筆で「西川きよし」「お年玉」って書いてあって。で、僕の分と、妻の分と、娘の分も! 3つも袋を(くれたんです)。

西川:
それは、お家で、お父さんの(お年玉の)袋だけ見たら、(娘さんが)さみしいでしょ?

木村:
いや、それで(きよし師匠に)「下(に子どもが)産まれたんですよ!」って言ったら、すぐにまた、もう一枚(お年玉を)出してくれはって・・・

西川:
もう次は、産まんといてください!

木村・久保田:
(爆笑)

木村:
それで4つ(お年玉を)もらってね。で、何年か前の松竹の撮影所でね。岡村(隆史)らと映画を撮っているときも、岡村がね「(きよし)師匠ね、『お年玉(をあげるのを)止めはった』って言っていましたよ」って言うんですよ。「いや、そんなことないやろ? オレ、もらうで。この撮影の時に」言うて。そうしたら、妻夫木(聡)くんとかも(映画に)出ていて、「(きよし師匠にお年玉を)頼んであげよか?」(って言ったら、妻夫木くんが)「あ、ぜひ、いただきたいです!」って。

西川:
よく言うわ! 妻夫木さんに・・・ 僕より稼いでいる人に、なんで渡すんだろう!?

木村・久保田:
(爆笑)

西川:
あの宝くじの(コマーシャルの)ギャラなんか、スゴイと思いますよ!

木村:
(笑)。師匠のお年玉は縁起物やから。ほんで(きよし師匠が)妻夫木君の分も(お年玉を)用意してくれはって。「まだ封筒、あったと思うねん!」言うて。

西川:
しかしながらね、もう木村さんと岡村さんが「ちゃんとお渡しした方がいいですよ。せっかく同じ職場になったんですから」って。で、(妻夫木さんが)「申し訳ございません」って帰ったら、(そのお年玉を)おばあちゃまに差し上げてくださったんですって! 妻夫木さんに、のちのち聞きましてね、うれしかったです。

木村:
えらいもんですねぇ。それで、岡村がずっと「(きよし師匠はお年玉をあげるのを)やめはった。やめはった」って言うんですけれど、僕が聞いているのは「もう毎年、師匠、大変ですね?」、(きよし師匠)「いや、もう(お年玉の総額が)300万円くらい、かかるがな・・・」って言ってはる。

西川:
あの、内々の生々しい話をしないでください!(笑)

木村:
「生々しい」言うたって、そりゃ、額はやっぱり言うとかんと(笑)。

西川:
いや、これは本当にね、「交際費」なんかでは落ちないんですよ・・・

木村:
お年玉はね。領収書もないしね。

久保田:
この番組にいらっしゃる芸人さんたちも、みなさん「(きよし師匠からお年玉を)いただいた」って。

木村:
(お年玉)やめていないですよね?

西川:
やめていないです!

「やすきよ伝説」の真相 「個人ジェット機・ヘリコプター移動で、漫才をしていた!?」

久保田:
ここからは(横山)やすしさんとの1966年に結成されたコンビ「やすきよ伝説」についてです。「個人ジェット機・ヘリコプター移動で、漫才をされていた!?」

西川:
一番忙しい時ですねぇ。もう朝起きて、マネージャーに、空港へ連れて行かれるんですよ、大阪空港(伊丹)です。それから熊本へ漫才しに行くんですよ。漫才が終わったら、熊本からジェット機で、あの「(映画)007」に出てくるあのジェット機に乗せられて、そのまま名古屋空港へ着くんです。で、名古屋空港の一番端に着いたら、もうプロペラを回してヘリコプターが待っているんですよ!

木村・久保田:
はぁ~~~!

西川:
やすしさんは(ヘリコプターが)大好きで、喜ぶこと!「うわっ! 次、ヘリコプターだ!」って。(僕は)怖いんですよ。日本アルプス超えて、(次は)福井県へ漫才をしに行くんです。そこの大きな広場のところにね、「H」って書いて、ヘリポート(になっていて)。近所の警察に許可を取らないといけないんですよね。で、そこへ(ヘリコプターが)降りて、車が迎えに来ているんですよ。で、それに乗って、大きな会場へ行って、木村さんがさっきおっしゃったように「(お客さんに)こんなに待っていただいて、これは一時間近く漫才やらな!」って、やり倒して、最後まで・・・

木村・久保田:
あははは!

西川:
ほんで、お客さんに喜んでもらって、帰りは (特急)「雷鳥」かなんかに乗って、二人で大阪まで帰るんですよ。ます寿司を買って、缶ビール飲みながら、やっさん(横山やすしさん)と。

木村:
えぇですね。

西川:
あのね、(ジェット機で)大阪から熊本へ行って、(ヘリコプターで)ダーッと日本アルプスを越えて行ったのに、帰りは(電車で)3時間くらいかけて大阪まで帰る・・・ ホっとするけど、「あのヘリコプターで、大阪まで送ってほしいよな?」って。

木村:
ホンマやね。まぁね、会社もね、「帰りはもう知らん」、みたいな(笑)。

西川:
そのとおり! (会場に芸人を)放り込んだら、もうおしまい! マネージャーと3人でね、ます寿司を食べながら・・・

木村:
それで、こなせれば良かったですけれど、あかん時もあったでしょ? ダブルブッキングとか。

西川:
ダブルブッキングなんか、しょっちゅう! だから、代わりに(笑福亭)仁鶴師匠に行ってもらったり。仁鶴師匠のダブルブッキング(の時)は、「やすきよ」が行ったり。その頃の三枝さん、今は(桂)文枝さんですけれども。そのダブルブッキングの時は、我々(やすきよ)が代わりに行くんですよ。これ、難しいんですよ。ラジオをお聞きの皆さんに正直に申し上げますわ。その時の桂三枝以上に、ウケないといけないんですよ!

木村:
この気持ちが、すごいでしょ(笑)。

西川:
(当時の三枝さんのマネをして)「いらっしゃ~~~い!」とか言って、やるわけですから。「なにが、『いらっしゃい』や!」とか思いながら・・・

木村:
(当時の三枝さんとは) ライバルなんですね? 落語やけど・・・

西川:
もう、ライバル(意識)むき出しで!


詳しくは、9時台「聴き逃し」で♪

午前9時台を聴く
23/07/11まで

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【放送】
2023/07/04 「ふんわり」

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