【出演者】
松村邦洋さん
堀口茉純さん
川久保秀一さん


2022年4月10日(日)放送の<DJ日本史>は、シリーズ企画「鎌倉幕府の気になる御家人たち」第1弾。鎌倉幕府の誕生に大いに貢献した北条時政・義時の実像に迫りました。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主役、北条義時(ほうじょうよしとき)とはどんな人物だったか?
18歳で父の北条時政(ほうじょうときまさ)と共に、源頼朝の挙兵に参加。
鎌倉幕府の成立後は、頼朝の側近として仕えます。
源頼朝と父親の北条時政が対立したときは、その間に立って仲裁。
その後、強引なやり方が目立つようになった父親の時政に見切りをつけて追放すると、幕府の2代目執権に就任しました。

この北条義時のすごさは何だったのか?
それは、父親の時政ゆずりの「剛腕さ」がありながら、時政ほど剛腕一辺倒ではないというところ。
つまり義時は、硬軟とりまぜた“したたかさ”を兼ね備えた人物だったのです。
その北条義時の“したたかな”政治手腕、見ていきましょう。

鎌倉殿の13人

日曜日 総合 午後8時/BSP BS4K 午後6時

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父・時政の後を受け、2代目執権の座についた北条義時。
義時は父・時政が権力を乱用して反発を招いたことを踏まえ、まずは一転、ソフト路線に転じます。

たとえば、御家人に幕府が命令を伝えるときに発行していた文書、いわゆる「下知状(げちじょう)」。
本来ならばこの下知状は将軍が出す命令書でしたが、北条時政は自分の名前のみで発行し、反発を招いていました。
そこで北条義時は執権の座につくや、下知状の発行を一時的に停止。
他にも義時は、御家人が頼朝から授かった土地をむやみに没収しないことを約束するなど、御家人たちを安心させる手を打っていきます。

ただ、ソフト路線だけではないのも、北条義時のすごいところ。
自分に敵対する御家人に対しては、ためらうことなく冷酷に粛清。
また義時は、幕府を強くするために必要だと考えれば、反発を恐れず決断する思いきりのよさもありました。
例えば、守護の交代制。
地方を支配する守護が、子ども、さらに孫へ世襲で引き継がれると、そこに根を張った一族が現れて幕府の支配を脅かす恐れがあります。
そこで義時は、その守護を交代制にすることを提案。
幕府の人事で守護を配置し、統制を強めようとしたのでした。

松村邦洋・堀口茉純 北条義時を語る!
※下記の再生ボタンからお聞きいただけます(2022年7月4日まで)。

DJ日本史「鎌倉幕府の気になる御家人たち①」①