【出演者】
松村邦洋さん
堀口茉純さん
川久保秀一さん


2022年7月10日(日)放送の<DJ日本史>は、シリーズ企画「鎌倉幕府の気になる御家人たち」第4弾。鎌倉幕府の中枢で将軍を支えた文官、大江広元、三善康信の実像に迫りました。

新しく出来た鎌倉幕府が古くからある朝廷とどのように渡り合っていくか?
硬軟織り交ぜたやり方で幕府と朝廷のバランスをうまく取っていこうとしたのが、文官、大江広元(おおえひろもと)三善康信(みよしやすのぶ)の二人です。

ところが、幕府と朝廷の間に亀裂が入る大事件が起きてしまいます。
それが三代将軍源実朝(みなもとのさねとも)の暗殺、1219年の出来事です。
この事件をきっかけに事態は急変、幕府と朝廷の関係がぎくしゃくし始めます。

そしてついに、歴史を変える戦が起きてしまいます。
世に言う「承久の乱」、1221年のことです。
後鳥羽上皇が幕府に対して兵を挙げたこの時、幕府の中で戦の勝敗を決定づける働きをした人物がいました。
その人物こそが、文官の大江広元、そして三善康信でした。二人がとった驚くべき行動とは?


後鳥羽上皇、ついに挙兵!
この知らせが届くや、幕府内で早速、評議が開かれました。
なんせ相手は、畏れ多くも朝廷の上皇様!
尻込みする御家人たちが考えたのは、消極的な作戦、攻めよりも守りに徹することでした。

ここで待ったをかけたのが、大江広元。
「即座に軍勢を差し向け、一気に京を落とすべし!」

ところが御家人たちはすっかりおじけづき、腹が決まりません。
翌日、兵は動かず。翌々日、なおも動かず。

ここで次は、三善康信の登場です。
すでに高齢だった三善は病に伏せっていましたが、幕府にはせ参じるや、声を大にして弁じます。
「これ以上時を無駄にするのは、まことに愚か!今すぐ、たとえ大将一人であろうとも、直ちに出撃すべし!」

この三善康信の強い言葉で、幕府軍はついに出撃。勢いに乗って、朝廷軍を完全な敗北へ追い込んだのです。

松村邦洋・堀口茉純 大江広元 三善康信を語る!
※下記の再生ボタンからお聞きいただけます(2022年10月3日まで)。

DJ日本史「鎌倉幕府の気になる御家人たち④大江広元 三善康信」①