【出演者】
松村邦洋さん
堀口茉純さん
川久保秀一さん


2022年5月22日(日)放送の<DJ日本史>は、シリーズ企画「鎌倉幕府の気になる御家人たち」第2弾。御家人サバイバル競争の初期段階で粛清された2人の御家人、梶原景時・比企能員の実像に迫りました。

鎌倉幕府の有力御家人の一人、梶原景時(かじわらかげとき)
彼には他の御家人とは少し違うところがありました。それは“将軍の権力強化”に力を注いだことです。

梶原景時は源頼朝の側近中の側近で、頼朝に重く用いられた武将でした。
頼朝お気に入りの理由は、とても教養があったから。
坂東武者は腕っぷしは強いものの、お勉強はからっきし。
しかし梶原景時は少し違っていて、文字も書けるし和歌も読む、さらに口も達者で頭がいい!
まさに文武両道のインテリ御家人だったんですね。

そんな梶原景時、源頼朝の側近として“将軍権力の強化”を目指していきます。
景時はどんなことをしたのでしょうか?


梶原景時が行ったことの一つ、それは御家人たちを統率し、その動きに目を光らせること。
もし御家人の中で不穏な行いをする者がいればすぐに将軍に報告、処分していきます。
時には、梶原景時自ら刀をとり粛清することもありました。
また、御家人たちを統率する幕府の重要機関「侍所(さむらいどころ)」のトップに就任。
強い権力で監視を行いました。

梶原景時が行ったことの二つ目、それは、源平合戦などで敵だった者を味方にしていったこと。
景時は、一度は死罪が言い渡された敵でさえ、能力があればとりなして次々に味方に引き入れています。
実はこれは、将軍の権力を強める上で大きな意味を持っていました。
元々将軍が頼れる勢力は、関東地方の御家人だけ。
しかし、幕府に新たな勢力が加われば、従来の御家人の顔色ばかり気にする必要がなくなります。

梶原景時が将軍の力を強めるために行ったこと。
それは従来の御家人に厳しくにらみをきかせる一方で、将軍が頼りにできるもう一つの勢力を築くということだったんですね。

松村邦洋・堀口茉純 梶原景時を語る!
※下記の再生ボタンからお聞きいただけます(2022年8月15日まで)。

鎌倉殿の13人

日曜日 総合 午後8時/BSP BS4K 午後6時

詳しくはこちら

DJ日本史「鎌倉幕府の気になる御家人たち②梶原景時・比企能員」②