月がなくなったらどうなるの?

質問者せいたくん

放送日2019年7月31日(水)

ざっくり言うと
はまだせいたくん(小学校1年生・兵庫県)からの質問
天文・宇宙の国司真先生が回答
月は地球をガードしてくれているから、なくなると困ったことが起こります。

テーマ

天文・宇宙 国司真先生

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2019年7月31日(水)放送より

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放送日時:2019年7月31日(水)午前10時49分ごろ~午前10時55分ごろ

山本アナ:山本志保アナウンサー
国司先生:国司真先生(かわさき宙と緑の科学館プラネタリウム解説員)
せいたくん:質問者


山本アナ: 続いてはですね、月についての質問がね、来てるんです。兵庫県からですよ。こんにちは。
せいたくん: こんにちは。
山本アナ: お名前、学年をどうぞ。
せいたくん: せいたです。1年生です。
山本アナ: 1年生のせいたくん、月についての質問と聞いてます。どんなこと聞きたいですか?
せいたくん: 月がなくなったらどうなりますか?
山本アナ: ほう。せいたくんは、なぜそんなふうに思いましたか?
せいたくん: アニメを見てから。
山本アナ: アニメのね。ありますねぇ。そういうのに月がなくなるようなシーンがあったのかな?
せいたくん: はい。
山本アナ: 国司先生に答えてもらいましょう。どうぞ。
国司先生: はい。あ! せいたくん、こんにちは。
せいたくん: こんにちは。
国司先生: そう。月がなくなったら大変だよね。
せいたくん: はい。
国司先生: まずね、近いところでいくとね、9月の13日のね、お月見が、月がないからできなくなっちゃうと思います。せいたくん、お月見したことある?
せいたくん: ない!
国司先生: ないか。今度してね! 今年はね、9月13日だよ。それからね、あとね、よくほらカレンダーでさ、もう明日から8月でしょ?
せいたくん: うん。
国司先生: で、夏休み終わって9月でしょ?
せいたくん: うん。
国司先生: その1か月っていうのはさあ、月っていつも真ん丸ではないでしょ。半分になったり、三日月になったりするよね。
せいたくん: はい。
国司先生: あれ、満ち欠け(みちかけ)って言うんだけど、その満ち欠けの長さがね、1か月っていう暦(こよみ)の長さになっているから、それもね。月がなくなっちゃったら、カレンダーがなんか根拠がなくなっちゃうな。なんていうか気がします。それからもう1つ。えっとね、せいたくんは海で泳いだことある? 海水浴。
せいたくん: うん。
国司先生: ある?
せいたくん: はい。
国司先生: あ、そうか! そのときにさ、ずっとこう、海の近くにいると潮がだんだんと満ちてきたり、引いてきたりっていうの見たことあるかな?
せいたくん: ない。
国司先生: あ! 今度ね。ずっと見ててごらん。なんかね、砂浜がね、広くなったり狭くなったりするの。それはね潮の満ち干(みちひ)って言って、海の高さがね、上がったり下がったりするんです。実はそれはね、月の引力(いんりょく)の影響があるので、月がなくなったらその潮の満ち干というのもね、ほとんどなくなってしまうんですよ。そうすると潮干狩りができなくなったりね、海の生物もね、とっても困ってしまうと思います。そんなことが起こるよ。それからね、月ってさ、地球のねお友達みたいで、地球の周りを回っている星なんです。そういうのをね、衛星(えいせい)っていうんだけれども。
せいたくん: はい?
国司先生: 衛星っていうの。月のことを。聞いたことある?
せいたくん: わかんない!
国司先生: わかんないか。おぼえて! 月はね、地球の衛星っていうんだよ。
せいたくん: ふーん。
国司先生: で、それがなくなるとね、地球ってほら、コマみたいに回っているんだけれども、その軸がね、ふらついてしまったり、とても不安定っていう言葉聞いたことある? 1年生だけど。
せいたくん: うーん…たまに聞いたことある。
国司先生: ああ、たまに聞いたことある。そのね、地球の回転が不安定になっちゃうからこれも困ったことが起こります。それからね、まだまだいっぱいあるよ。もう1つはね。この間の7月の25日にね。地球と月の間にね、小惑星っていうね、130メートルぐらいの岩の塊(かたまり)がね、通過していったの。これビックリしちゃって「こんなのが地球にぶつかったら大変なことになる!」っていうことで、今回はぶつからなかったから大丈夫なんだけれども。
せいたくん: じゃあどこにいったん?
国司先生: それはね太陽系の空間で過ぎ去って、もう遠い所に行っちゃったんだよ。それがね。え~といくつもいくつもそういうふうにして地球に近づくね、天体があるんだけれども、月がね、それをね、ガードってわかる?
せいたくん: ん? ガード?
国司先生: 月にそれがぶつかって地球にね、ぶつからないようにしてくれるような役割りを、月はね結構してくれているの。だからもし月が…。
せいたくん: だから月はへこんだりしているところがあるの?
国司先生: あっ! よくわかって…! それ、おじさん今言おうと思っていたんだよ! そうなの! でね、月にはそういうね、天体がぶつかって穴が開いているのは、クレーターって見たことある?
せいたくん: クレーターってなに?
国司先生: あっ。クレーターっていうのはね。そういうね小さなね。岩みたいなものが地球にぶつかって穴が開いちゃってるんだよ。
せいたくん: そっか。
国司先生: で、それを地球にぶつかる前に月に当たって、地球が大丈夫だったっていうことが結構あるの。でそんなところでね。月がなくなるとね、困ったことが起こっちゃうんだよね。そこで夏休みだから、その月のクレーターをね、せいたくん、今度は観察してほしいなぁ。あのね近くにプラネタリウムとか、博物館とかさあ、それから公開している天文台ってあるかな?
せいたくん: 伊丹にある。
国司先生: あ! 伊丹にあるんだ! うん。そうしたらね。そこでね、天体観察会してるかどうか聞いてごらん。この夏休み、ぜひその月の穴、クレーターを見てください。
せいたくん: はい。
国司先生: はい。
山本アナ: はい。せいたくん。あのアニメにあったようにね、泥棒が月を盗んだとしたらね、実際に起きたら大変なことになってしまうというのがですね、今、国司先生のお言葉でわかりました! 地球にとって、とても良い影響が、月があることによってあるらしいのです。なので、近くのプラネタリウムとかに行って、またちょっと月のこととか調べてみてくださいね。
せいたくん: はい。
山本アナ: せいたくん。どうもありがとう。
せいたくん: ありがとうございました。
山本アナ: はい。失礼します。
国司先生: はい。さようなら。
山本アナ: さようなら。
せいたくん: さよなら。

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2019年7月31日(水)放送より

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