ゆかり

こころが、
通いあう
場所。

ゆかり:
FM50周年、おめでとうございまーす!

ーー自分が一番記憶に残ってる音とか、音楽とかってどういうふうになじみながら、最後ラジオに出会ってくかってとこ、ちょっと、伺いたいんですけども。


ゆかり:
なんか、私の母親が、あのう、民謡をやっていたこともあって、その、隠岐の島の民謡でしげさ節って歌があるんですけど、その歌を母が、あの、私がお腹にいるときから
歌ってたみたいで。それで私もなんかこう自然と覚えたじゃないけども、2歳の時に初めてそれを口ずさんで歌ったって言ってて。
それでなんか、うーん。で、あのこのプロの道というか、民謡歌手の道に入ったキッカケも、このしげさ節っていう歌を歌って優勝して、声をかけていただいて東京に出てきたっていうのがあるので、うーん。

ーー上京したのはおいくつぐらいですかねぇ?

ゆかり:
高校卒業して18歳ですねぇ。  

ーーちなみにそん中でラジオっていうのはどういう存在でしたか?

ゆかり:
いやっ、あのー、全然遠い存在と言うか、私がまさかこんな、パーソナリティをやらせてもらえるなんて思って無かったんですけど。 まっ、でもなんかずっと生まれたときから、あんた口から先に生まれて来たって母が言うぐらい、将来弁護士になるんじゃないかみたいな、こう、しゃべりが、しゃべることが大好きな子だったらしくて。でなんか、自分でもこう、人見知りをしない性格というか、誰とでもこう話せるの好きですし。で、おしゃべりすることが好きでっていうのでずーっと、なんかこう、東京出てきてから まっ、テレビとか出させてもらったり色々あったけど、なんか、ラジオ番組をいつか自分でやりたいなって言うのが秘かな夢だったんですよ、実は。
で、このお話いただいて、で、なんか、言霊っていうじゃないですか、よく。

ーーはい

ゆかり:
言ってたら叶うみたいな。で、ずっとなんか、周りに言ってたんですよ実は。「ラジオって、私、天職だと思うんだよねえ。」みたいな。(笑)
やりたいんだよねぇって言ってて。そしたらこの話しいただいたんで、もうほんとにうれしかったですねぇ。(笑)

まっでも、なんかこうまあ、今の「吉木りさのタミウタ」の前に「日本の民謡」っていう番組だったんですけど、そのパーソナリティの先輩方見てて、「うわぁ!いくらしゃべり好きだからと言って、こんなうまくしゃべれんわ!」と思って、「絶対しゃべれんわ!」と思って。なんかもう、ラジオって難しいなって思ってたんですけど、もう、お話し頂いて、もうほんと、「えー?こんな、私多分しゃべれないですよー?」みたいな、「大丈夫ですか?」みたいな感じだったんですけど、まあなんとかやらせてもらって、ホント、毎回勉強です、ホントに。

ーーうん、今の番組はねっ、だいぶ自由に。

ゆかり:
そうなんですよ!なんか。だから、普通のありのままのゆかりでいいよって言ってくれたので、うーん、できてるっていうか。もうそんな、なんか堅苦しくちゃんとしゃべろうと思ったら多分難しいなあっていう。(笑)

ーーなんか心がけてる事とか、気を使われてる事とかありますか?

ゆかり:
うーん、心がけてる事。。なんかそもそも、そのラジオと出会って、そしたらラジオって結構、その、こちら側が届けるものだっていう風に思ってたんですよ。でもなんかやってみて思ったのは、なんか、リスナーの方々からお手紙とかメールとかいっぱいいただいて、あっ、なんか、こっち側が逆に届けてもらうものなんだなぁって、それによってなんかこう、自分が成長したりとか発見があったりとか、なんかそれがすごい面白いなぁって言うので。なんかこう、民謡を私たちが届けるっていうよりは一緒にこう楽しむ。知ってもらって、なんか、私たちも全然知らない民謡とかホントにたくさんあるんで、「あっ、こういうのがあるんですねぇ。」って、こう一緒に、なんか同じ目線でやるっていう。うーん、なんかうまく言えないですけど。

ーー例えばどんなお便りがあるんですかねぇ?あの、リスナーの方から。

ゆかり:
あー、なんか、うーん、「いつも聴いています。」とか。でなんか、なんだろう、「昔こういう所に、何十年も前にこういう所に旅にして、その時の思い出がよみがえってきました
。」とか、「うちの故郷ではこんなお祭りがあって、こんな食べ物がおいしくてこんなところですよー。来てくださいね。」とか、
なんかもう、ほんとに、うーん、なんか全国各地に知合いが増えるみたいな感覚で、はーい。

ーーラジオとはゆかりさんにとってなんですかねぇ。

ゆかり:
なんだろう。なんか上手い言葉を探したんですけど。なんか、カッコつけるなら以心伝心かなぁっていうのがあって。なんかそれを以心伝心って、ぱっ!となんか、ふっと思って。 でも改めてどんな意味なんだろうって検索したら、まあ、言葉に限らず、心と心が通いあう、伝えあうものみたいな感じで書いてあって、「あっ、そういう感じかなぁ。」と思って。なんか言葉もだけど、その時のなんか、喜怒哀楽を共有するって言ったらあれですけど、なんかこっちが楽しい感じが聴いて下さってる人にも通じたりとか、逆にお便りとか読んで、「ああ、そういう感情なんだな。そういうことがあったんだな。」っていうのを一緒になんか分かち合えたりとか、うーん、言葉を超えるっていうか、そのー、心と心が通いあえるような、カッコつけると以心伝心かなと。(笑)それ、カッコよすぎますよねっ!(笑)