三森すずこ

さみしいときも、
誰かの人の声がするって、
なんだか安心する。

三森すずこ:
FM50周年おめでとうございます。

ーーラジオとみなさんの関わりを伺ってるんですけど、聞き始めたのはいつくらいで、どんな風にして聞いていましたか?

三森すずこ:
はい。ラジオを聞き始めたのは声優を始めてから、自分がラジオの仕事をし始めてからなんですけど、それまでラジオってちょっと昭和のイメージが強くて、母親世代が学生時代に聞いていたみたいなイメージがあって。で、実際その聞くときもそのラジオを調整して、ザーッてなっちゃうし、なんか聞き方がよく分かんなかったんですけども、今はアプリとかでも聞けるし、そういう風に、あ、簡単に気軽に聞けるんだなっていうのを仕事し始めてから知って。
だから24、5くらいの時かなぁ、もうもっぱらラジオ派になって朝の準備、仕事行く支度している時は、絶対にラジオを毎日聞いてるし、あとお風呂とかで聞いてます。

ーーラジオってどういう形しているかご存知です?

三森すずこ:
え、ラジオってなんかこう四角くて、こうアンテナビーンってなって、これこうやってちょっと電波探すみたいなイメージです。

ーーザーッってさっきおっしゃいましたけど、どうやって合わせるかご存知です?

三森すずこ:
なんかザーッも合わせ方が分からなくて、なんか私昔はもう何かやたらめったら、ちょっとごちゃごちゃやって、あ、今あったぞ!みたいな、なんか偶然で聞けるみたいな感じでしたね。

で、私もラジオを聞くようになってから自分があんまり聞かないアーティストさんの楽曲とかも、こう自然と耳に入ってきて、凄い物知りになりました。

ーーラジオは物知りになる。

三森すずこ:
ラジオは物知りになりますね、うん。

ーーで、お仕事されてラジオに関わった。これは声優のお仕事から。

三森すずこ:
はい、そうですね。なんかラジオのパーソナリティをやるってなった時に、どうしよこれラジオってどんなねぇ感じでやったらいいのか全くわからないから聞いてみなきゃ、と思ってそれで聞き始めたんですけど、なんかすごい。

ーーじゃ、聞いてみて誰のが面白かったですか。

三森すずこ:
えーそれは。

ーー民放さんでも構いません。

三森すずこ:
良いんですか?他の局でも?そうですね。私は朝、住吉美紀さんの番組を聴いていることが今も多いんですけど。

ーー青い海って言ってますよね。

三森すずこ:
そうです、青い海よく聞いてるんですけど、朝。交通情報とかも頻繁、定期的に入ってきてくるし、お天気も今日はどれくらいの気温でどれくらいの格好がいいのかとかも的確に教えて貰えるし、それがしかも耳だけで入ってくるから、準備しながら手が止まらなくて良いなっていつも思ってます。

三森すずこ:
凄く、勉強になるのは、否定をしないって所が素晴らしいなって、あのお話聞いてて。一回その何か悲しいお便りだったりとかしても、一回受け止めてくれて、それをちゃんといい風に返して下さっているのが凄い、見習おうっていつも思ってます。

ーー今、まぁ夕方の番組を賑やかにされていますけど、こういう事気をつけてますとか、こういうリスナー想像してますとかありますか?

三森すずこ:
そうですね、やっぱり全国放送なので、私夕方のあの時間って本当に学生で私のファンの学生さんとかも沢山聞いてると思うんですけど、たまたまつけたらやってたって感じで聞いて下さってる、全然違う世代の方もご年配の方とかも聞いてらっしゃるかなあと思うと、やっぱりちょっとこう背筋が伸びるというか、あんまりこう変なこと言っちゃいけないなみたいな、あんまり偏った事を言っても行けないし皆が傷つかないようにお話しないといけないなっていうのは常に思ってます。

で、私自身あんまりそのアニメにとっても詳しい訳じゃなくて、ちょっとこれはあんまり大きな声で言えないんですけど、日本一アニメに詳しくない声優なんじゃないかって自分で思ってて、今、本当に日々勉強中なんですけど、だからこそ自分がそのアニメ、アニソンの番組を担当する事になって凄い不安もいっぱいあったんですけど、色々なアニメを逆に知る事が出来て、勉強の場を貰っている感じがします。

ーーでも同時にね、声優の技を生かしたちょっとそういうね。

三森すずこ:
そうですね。

ーーコーナーもちょっと紹介してもらったら。

三森すずこ:
あのー、三森すずこは声優だからねっていうコーナーで、いつもお題をリスナーの皆さんから頂いてそれをキャラクターで読むっていうコーナーがあるんですけど。最初ちょっと気恥かしくてどうしよーってなってたんですけど、最近はもうなんかノリノリでやってます。色んな役を、自分の中でもなんか年々できる役が増えてきて、レパートリーが。最近はおじさんだったりして、今やってるのはハードボイルドなセリフなので、いつもバーカウンターにいるイケてるおじさまを想像しながら演じてます。

最近はそのツイッターとも連動して、私がツイッターを覗いてみましょう、みたいなちょっとみなさんの反応見てみましょうって時に下界を覗きましょうか、みたいな。言ってしまったがばかりに、ちょっとリスナーのどなたかが、三森ゼウスずこっていう素敵な名前をつけてくれて、だからもう、雲の隙間から下界をのぞいてるかのように、いつも皆さんが付けてくれてるハッシュタグ、みもパラっていうハッシュタグを覗いてるんですけど、みんなとリアルタイムで意見が交換出来たり、皆が思ってる事がキャッチ出来たりして凄い楽しいです。

ーー三森さんにとってのラジオってなんなんでしょうっていうのを頂いた話からいうとどうなんでしょう。

三森すずこ:
そうですね、ラジオは友達みたいな感覚ですかね。家に例えば夜こう1人で何か作業をしたりとか、お片付けしたりとか、なんかちょっとさみしいなって気持ちになった時に、つけるとだれか人の声がするって凄く安心するじゃないですか。で、色んな番組表を見て、あ、今この人がラジオやってるんだ、生放送で喋ってるんだと思うと、なんかその人のリアルタイムと自分の生きているリアルがリンクして、あ、今一緒に同じ時間を過ごしてる人がいるみたいな、なんかそのそういうあったかみを感じてすごく素敵だなって思います。色々歌なんかも面白い話も入ってくるし、1人でいるけど友達といる時みたいなそういう楽しい気持ちになれる素敵なアイテムだなって思ってます。

ラジオは私と一緒に生きている、そんなメディアです。