ヒャダイン

メジャーじゃない
ものにも、
出会える場所。

ヒャダイン:
FM50周年おめでとうございます!

ーーヒャダインさんの場合は大阪でお生まれになったという事で、ラジオ、特にFMラジオとの出会いというのはどれぐらい?

ヒャダイン:
あの僕、あんまりAM派ではなくて、FM派だったんですけど。中学1年生ぐらいから聴き始めて、えっと、なんかね、最初持ってたのは、結構長続きしたんですけど、えっと、何て言うんですか?もう今じゃもう見ないかも知れないけどモノラルのスピーカー付きのアンテナがぐにゅーんって伸びて
ポータブルのやつの黒いやつで。それであの・・局を合わせるのもアナログで、あのギュイギュイギュイギュイ

ーーダイアル式で

ヒャダイン:
ダイアル式で合わせて、自分でピタッと来る所で、ぬぅ~ん、ずぅ~、てんてけてんてん♪「あ、ここだ」っつってパチって止めるみたいな感じのやつをつけながら、よく勉強してましたね。そうなんですよね。

ーー特にあの、よく聞いた思い出に残ってるっていう番組とか

ヒャダイン:
は、えっと・・赤坂泰彦さんの番組とか本当によく聴いていて、ま、あの、面白い曲とか珍曲とかいっぱい流れていて、それが本当に楽しかったりしたり、あと・・あとは地元のFM851だったり、FM802は本当によく聴いてましたね。あとキスFMとかココロ・・FMココロとかは、本当に聴いてましたね。あと、アルファステーションとか。もう、要するに近畿、在局のFMはのべりなく(?)聴いてましたね。

ーー関西FMのノリって、アルファステーションはちょっと違ったと思いますけどね、中で今の音楽性が、の、原点があった

ヒャダイン:
そうですね。あの、土日にやってるランキング番組とか本当によく聴いていて、FMのランキングって普通のランキングとはちょっと違って、あのFMのオンエアポイントだったりとかあるから、ちょっとオシャレな曲がかかったりとか、今まで知らなかった曲がランキング上に上がったりするので、そこで「あ、こういうアーティストいるんだ」っつって、あの音楽に出会う事がほとんどでしたね。それは今でも結構変わらなくて、新しい音楽との出会いは、いつもFMですね。

ーーあの、世代としてはね、デジタルネイティブまではいかないけど、ほぼ、物心ついた頃にはインターネットと出会いがあったの?

ヒャダイン:
いや、さすがにそれは無いですね。僕インターネットに触れあったのは大体18くらいからなので、そこまでネイティブではないですね。なので・・やっぱりラジオ離れした時期はあって、うん・・やっぱりラジコが出てきてからですよねぇ。そう、ラジコが出てきてからグイって戻ったんですけど、とは言え・・あの、離れしたのあんまり無いかも。基本毎日、貧乏時代6帖に住んでて、ボロ屋敷に住んでた時も、あの・・その家から持ってきたポータブルのやつで。そうですね、で、東京FMとか、NHK FMとか、あとはJ-WAVEとかか。は、本当に聴いてましたね。特に朝のプログラムが好きで、朝のプログラムは毒気が無くてシャッキリ目覚められるし、爽やかな曲が流れがちなので本当によく聴いてましたね。

ーー朝お仕事、ご飯食べてからお仕事される・・

ヒャダイン:
そうですね。するので、やっぱりそれの、ご飯食べてる時とか。でも唯一僕の仕事の欠点ていうのが、ラジオ聴きながら作業できないんですよね。その、他の方々とかはすごくそれができると思うんですけど、僕、音を扱ってる仕事なので、音と音がバッティングするので、それでそれを聴きながら作業はできないのが唯一悔しいところですねぇ。なんで、受験勉強の時とかは本当にずっとFM流してましたね。えぇ、ですね。もうラジオドラマとかも聴いてましたから。青春アドベンチャーとかNHK FMさんとか聴いてて。今考えると、あんな物語聴きながらよく勉強できてたな、と思うんですけれど。

ーーたしかに(笑)。

ヒャダイン:
できるんですよね、意外と。脳みそって2つに分かれる事ができるみたいで、勉強しながら聴く事ができて、すごく脳の刺激にはなりましたねぇ。

ーーその後、あの、今の仕事に就かれて、またこういう形で再びラジオに関わってらっしゃる。どんな事を気にかけてされてますか?

ヒャダイン:
そうですね。やっぱり新しい音楽を流すっていう事は心がけてて、あとは、もしくは物凄い古い音楽。あの、聴いてる層が本当にもう幅広いので、あとそのラジオって凄くリスナーにとって受動的なメディアだと思ってて。積極的にその、なんだろうな?今、サブスクリプション、サブスクとかでも好きな音楽を自分から聴くみたいな感じですけど、ラジオって一方的に投げつけるのでリスナーにとって凄い受動的っていうか。あの・・聴きたくない音楽も聴くっていうか、その後のお喋りが楽しみだから。なんか1曲「あ、このアーティスト苦手なんだ」みたいのも、1曲ちょっと、まぁ1分半くらいだし我慢したら「あ、意外に良かったな」とか。ていった、そういった所がまさに、ディスクジョッキーの仕事だと思うので。なので、そういった風に新しい提案をさせて頂くっていう部分ではラジオが一番強いかなって思って。その、この・・番組とかは臨ませてもらってますね。

ーーま、今ちょっと伺っただけでもね、ラジオの事をちゃんと熱く考えてくださって

ヒャダイン:
はい、ラジオ大好きです。

ーーヒャダインさんにとって「ラジオはこういうんだ」っていうのを一言で言うと?

ヒャダイン:
そうですね、ラジオは・・なんか、想像力のメディアですよね、やっぱり。うん、なんか耳だけの情報なので、そっから自分で色々・・あの、脳みそで補完していくし、なので想像力で色々自分で補完できるから凄くリッチ。リッチなメディアだと思ってますね。その視覚が無い分、聴覚だけだから凄く人間の感覚を研ぎ澄ませるっていう意味でも、凄くリッチなメディアだと僕は思ってます。