長谷川真弓

ラジオは、
想像力を
かきたてるもの。

長谷川真弓:
NHKFM50年。おめでとうございます。

ーーFMラジオ、およびラジオを聴き始めたのはいつくらいですか?

長谷川真弓:
聴き始めたというよりは仕事が先だったと思うんですけど、多分小学校6年生くらいの時に美空ひばりさんの、なんだったったかなぁ、私の町の子とかを歌いながら美空ひばり物語みたいなのがあったのが多分最初だと思うんですけれど。ちょっとタイトルを覚えていないんですが。

ーーそれはご出演になった?

長谷川真弓:
そうですね。はい。

ーー子役として。

長谷川真弓:
子役としてですね。はい、それが最初だったと。

ーーどんなセリフやったかとか覚えていますか。

長谷川真弓:
その歌を歌ったのだけが残っていて、どんな内容だったのかは、もう殆ど覚えていないんですけど。

ーーそれが最初にラジオとの出会い。

長谷川真弓:
そうですね、はい。

あと、そういうお仕事としての出会いから以降もうちょっとだけ。
1番長かったのが、美味しいコーヒーの淹れ方のFMアドベンチャー、青春アドベンチャーで、村山由佳さんのが約10年くらいかな。続けさせて頂いて、まぁ年に1回だったり2回だったりって感じだったんですが、長いスパンでやらせて頂いて、役はほとんど年齢が変わらないんですけど、私はどんどん年を取っていたんですが、それを長いことやらせて頂きました。

ーーその花村カレンさん。

長谷川真弓:
そうですね、カレンさん。

ーーこうなんか二十歳くらいの男性と恋に落ちていくという。

長谷川真弓:
私が教師で勝利が生徒でっていう。なんですけど、下宿というか、同じあのお家に住んで、みたいな。私がこう、悶えながら、NHKで大丈夫なのかというギリギリラインでずっとやらせて頂いてたんですけど。

ーーそれがなんていうか自分にとってのラジオの中で1番印象に残っている。

長谷川真弓:
そうですね。やっぱり長かったので、後は凄く美味しいコーヒーのファンの方がずーっといてくださったので、今でもやっぱりカレンさんの声は良かったと言って頂けく事が多いですね、はい。

特にラジオは映像ではなく想像力を掻き立てるって言うんですかね、やっぱりラジオドラマは。それが良かったのではないかと。キスシーンがあったりとか。このマイク越しにギリギリ。こっちもちょっと恥ずかしいかったりということもあって、ラブシーンが結構あったんですけど。

ーーラブシーンをやる時に1番心がけてたこと、楽しかったことなど。

長谷川真弓:
楽しくは無いですけど~。あ、楽しくないって言ったら変ですけど。そうだなぁ、なんて言うのかなぁ。でもやっぱり現場はラジオなんで、マイク越しなんで、やっぱりやってる方も想像しながら、内田くんとちょっと色々。まぁ長かったので、最初の頃は私ね、元々早口なんですよ。凄く。で、いっつもとっ散らかってバタバタしてるんですけど、演出の方からとにかくカレンさんのイメージはゆっくりなのでそれを心掛けて下さいって言うことをずーっと言われて。それをずっと心掛けておりました。

ーードキドキしながら聞いていた我々若い男の子は、今は大人になった男の子に向けて、もし何かメッセージがあるとしたら。

長谷川真弓:
メッセージ。そうですねぇ、カレンさんとしてはかなり私は年を取ってしまったんですけども、でも前のドラマ三昧の時も出来ればまたやりたいねって村山さんも来て下さったので、また本当はやりたいんですけれどね。

ーー演じる側としてお仕事をしていて、今後どんなリスナーにどんなラジオであって欲しいというか、ラジオに対する夢とか思いとかございますか?

長谷川真弓:
ラジオドラマって普通のドラマとは違って、映像に頼る事っていうのが出来ないので、やってる方も本当に、本当に難しいんですよ。考え始めると、もう、もっともっと出来ることがあるんじゃないかって悩んじゃうんですけれども、原点に帰れるっていうのかなぁ。まぁ長いことやらせて貰ってるんですけど、ラジオドラマっていうのは本当にシンプルに声だけなので、やってる方も想像力をフルに回転させながらやっているっていう所もあるので、多分ラジオのファンの方、ラジオだけじゃなくて、ラジオドラマのファンの方というのも沢山いらっしゃると思うので、やってる方も原点に返ってやれる仕事場だと思っているので、これからまたやらせて頂ける時はしっかり頑張っていきたいなと思っております。

ーー最後にラジオは私にとって〇〇である、という決めフレーズを頂けますでしょうか。

長谷川真弓:
ラジオドラマは私の原点です。