青山テルマ

見えない相手
だからこそ、
伝えられるものがある。

青山テルマ:
FM50周年、おめでとうございます。

ーー初めてFMと接点をもったというか、ご自身が聴かれたりとか、エピソード的なものがあったらお伺いしたいなと。

青山テルマ:
そうですね。デビュー当時に初めてラジオ番組生放送、出させていただいたのが、ラジオを聴く一番大きなきっかけにはなりましたね。

ーーちっちゃいときとか、FM聴いてたりとか、音楽も含めてだと思うんですけど。

青山テルマ:
車の中がやっぱり一番多いですかね、ラジオ聴いてたのは。アメリカもそうですし、車の中でラジオで音楽聴くことが多かったですね。

ーーなにか、印象に残ってる番組とか。

青山テルマ:
そうですね、ラジオのランキングとかで自分の曲が流れた瞬間は、すごく、うれしいなーって思いますね。未だにラジオで自分の曲が流れると、すごく嬉しい気持ちがすごい強いですね。


ーー最近、バラエティでもすごくご活躍されて、ラジオでも結構プライベートなトークとかお話されてて、ラジオってどういう場なのかなっていうのを、ちょっとお聞きしたい。

青山テルマ:
そうですね。ライブだけじゃ届かない場所だったりとか、会えない人だったりとか、普段やっぱり忙しくて、面と面で会えないけど、なんかこうメッセージだったりとか、電波を通じて、お互いがお互いの支えになってたりとか、気づかない場所で自分の声が届いて、その人の生活の一部になったりとか。

私はラジオがすごく好きで、声でしかないけど、その言葉で、よりその人に伝わるように自分を説明したりとか、言葉を選んだりとか、こう、大切な時間というか。特に生放送は私すごく好きで、偽りない、隠し事がない空間が私はすごく好きで。一緒に音楽聴いたり、最近の出来事を一緒に話したりとか、生電話で人の悩み相談に乗ったりとか、FMっていうか、ラジオでしか持てないつながりっていうものが、毎週すごく感じられるので、「久しぶり、元気?」みたいな、友達と毎週会う感覚で、ラジオをやらしていただいてるんですけど、その感覚がすごく好きですね、私は。

ーーご自身の活動とか、特にラジオを通して、どういうことをやっていきたいみたいなのは。

青山テルマ:
そうですね。今やってるNHKさんでもリスナーの幅がすごい幅広くて、もうホントに10何歳の子から、70歳の方々まで聴いていただいてて、その人の時間がちょっとでも、楽しいものになればいいなって思っていて。一緒に笑ったり、一緒に泣いたり、一緒に笑い飛ばしたりとか一緒に悩んだりとか、遠いんですけど、近いみたいな。

SNSが多い時代だからこそ、こういうFMとかでリスナーと自分がつながることの価値って、逆にある気がしていて。簡単に、SNSよりメッセージを送ったりとか電話をつないだりっていう作業って、携帯でパってできるんですけど、今の時代だからこそ、逆にその電波を使って、みんなとつながることが私はすごい価値があることだと思ってるので。そうですね、放送、ラジオを通して、より一人でも多くの人とつながったりとか、その人の生活を共有したりとか、近い存在ではいたいなって、番組を通しては思ってますね。

ーーテルマさんにとって、ラジオってなんでしょうっていうのを、一言でもし言い表すとしたら。

青山テルマ:
ラジオは、唯一すっぴんで出来る仕事なんですよ。逆に、私はそれがすごくいいなと思ってて。他の仕事だったらメイクして、服を着て、ある程度青山テルマっていう、その何かを作った上で接する仕事が多いんですけど、ラジオは素顔で出来る仕事なので。

ーーつまり、メイクだけじゃなくて、心もすっぴんでいられるってこと。

青山テルマ:
そうですね。

ーーそれすごく、いいと思います。

青山テルマ:
楽。楽っていうか、言葉で伝えなきゃいけないので、口、口だけっていうか、隠せないっていうか、逆にいったら見えない相手だからこそ、伝わるものってすごくあって、言葉だけでその間だったりとか、声のテンションだったり、そういうのが、よりお互い寄り添っていないと成立しない関係だったりするので、ラジオって。だからそういう寄り添い方が、私はすごい好きだし、私なんか逆に一方的に話してても、すごい好きなの。でも、一言ですよね。

ーー(一言)いただきたいなと思って。

青山テルマ:
そうなんですよね。

ーーハハハ。多分、歌い手さんだから、言葉選びは多分慎重なんだと思うんですけど。

青山テルマ:
うーん。ラジオといえば。難しい!
私にとってラジオはみんなとのつながりだ。