2019年

2019年7月2日(火)
世界一の掃除、さらなる高みへ
清掃員・新津春子

世界一清潔な空港として名高い「羽田空港」。2016年に、世界中の国際空港の中で「最も清潔な空港」として賞を受けて以来、今年2019まで実に4連覇を成し遂げた。
その清潔さを支える清掃員500人の頂点に立つのが、新津春子(49)。技能選手権・最年少で日本一に輝くカリスマ清掃員だ。4年前に取材して以来、世界中で紹介され、その業績は道徳の教科書にまで記載。日本人残留孤児2世として差別を受けてきた新津だが、今では「国宝級日本人」とアジア各国で称えられるようになった。
そんな新津は今、自分の技術をさらに高めようと新たな清掃の道へと歩み始めた。それはハウスクリーニングと駅の清掃。空港だけでは経験できない新たな汚れと向き合いたいという。そのために道具選びや鍛錬など、毎日腕に磨きをかける新津。その日々を再び取材した。

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