2018年

2018年11月12日(月)
生きづらい、あなたへ
脚本家・坂元裕二

若干23歳で『東京ラブストーリー』という大ヒット作を献上して以来、『mother』『最高の離婚』『カルテット』など名だたるヒットドラマを手掛けてきた脚本家・坂元裕二(51)。
描くのはシングルマザーや犯罪加害者家族の葛藤など、テレビドラマでは希有な難しいテーマ。“坂元節”としか呼びようのない、鋭く、生々しいセリフで逆境に生きる人々のせつなさやたくましさを丁寧に書き続けてきた。
これまで一度もテレビ出演をしたことのない坂元から「最初で最後」という取材が許されたのは今年3月。キャリア絶頂の最中でドラマ制作の休止を宣言した直後のことだった。 自身初となる舞台脚本の創作現場にカメラが密着、新境地を切り開こうと葛藤する姿を捉えた。ーそして生まれた新たな物語。孤高の脚本家、思索の記録。

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