2018年

2018年7月30日(月)
反骨の農家、実りの遠野物語
農業経営者・多田克彦

多田が自ら生産した牛乳を原料に作るプリンやケーキは、東京の人気菓子店で瞬く間に売れていく。柳田国男は遠野物語で「平地人を戦慄せしめよ」と書く。多田もまた商品で「人々を驚かせる」ことをモットーにしている。今、仕掛けているのは遠野の若い世代の経営者とのコラボ。売り上げが伸び悩む漬物屋、そして精肉会社とともに、岩手の埋もれた魅力を掘り起こし、海外向けの新商品開発に挑む。
遠野の次世代の経営者たちに、自立とは何かと、多田が問いかける現場をドキュメント。

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