日々、トラブルの解決に走る高橋だが、悩ましい問題が起こってもその顔はいつも明るい。組織のトップとして高橋がその信条とするのは、どんな困難に見舞われても太陽のようにポジティブで明るくいること。そのために、人と話すときには努めて笑うことにしている。「よりいい仕事をするためには、やっぱり笑ってやらないとだめだ」
高橋はこう考える。トラブルを前にしたとき、リーダーの一挙手一投足に部下は注視する。リーダーの態度はチームに伝染する。「その人が何をしようとしているのか、何を考えているのか、どういう気分なのか・・・ その中でどういうふうに振る舞うかというのは、やっぱりチームを引っ張っていく上では非常に大事なんじゃないかと私は思います」