CGデザイナー、プログラマー、音楽担当者など多様な職種のスタッフを束ね、新たなゲームの開発に当たる植村。日ごろ心がけているのが、スタッフとの“距離”をなくすこと。
そのため、植村は、じっと自分の席にじっと座っていることはない。オフィス内をぶらぶら歩き、ちょっとしたきっかけを見つけては、スタッフに声をかけていく。たわいのない雑談から、いつの間にかスタッフの輪に入り込み、仕事の進み具合や問題点をさりげなくつかんでいく。スタッフとのイメージのギャップを縮める機会を積み重ねることが、人をひきつける質の高いゲームにつながると植村は考えている。