趣味はテニスにウィンドサーフィン。中でもスキーは一級の腕前というスポーツマン・古澤は、科学こそ最高のスポーツだと言いきる。勉強は腕立て腹筋の基礎トレーニング、研究室の運営は野球チームの運営と同じだ。
古澤は研究員を選手、自らを監督と呼び、計画や作戦を与えた後は、全て選手に任せる。結果を出さなければ、研究費が打ち切られるという厳しい状況があるにもかかわらず、古澤は選手の自主性を重んじ、のびのびと研究させる。選手にモチベーションを与え、若いアイディアをとことんまで引き出すことが、大ホームランを打ち続ける理由だという。