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フルスペック8Kスーパーハイビジョン対応プロジェクターを開発
(平成27年5月26日)
□ NHKは、2020年の8Kスーパーハイビジョン(以下、8K)の本格普及に向けて、フルスペック8K*1)フォーマットに対応した機器の研究開発を進めています。
□ 今回、株式会社JVCケンウッドと共同で、フルスペック8Kが表示可能なプロジェクターを開発しました。
□ 開発したプロジェクターは、フルスペック8Kの要素である3,300万画素、フレーム周波数120Hz、広色域の色再現の全てを満たす初めての装置です。
□ 今回新たに開発した対角1.3インチ3,300万画素の表示素子を赤・緑・青の各色に用いることで、8Kフル解像度の映像表現が可能となりました。また、表示素子を120Hzで駆動することでフレーム周波数の条件を満たすとともに、光源に半導体レーザーを用いて広色域を実現しました。
□ さらに、表示素子のサイズが従来の4Kプロジェクターと同じであるため、8Kプロジェクターとして小型化を図ったほか、8K表示に対応した新開発の投射レンズによって鮮明な映像表現が可能です。
□ 5月28日(木)〜31日(日)に開催する「技研公開2015」において、本プロジェクターによるフルスペック8Kの映像をご覧いただけます。
*1) |
フルスペック8K映像フォーマット:ITU-R勧告BT.2020、SMPTE ST2036-1、ARIB標準規格STD-B56(別紙表1参照) |
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