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◆ロンドンオリンピックが「ツインズカム」を採用
〜シンクロナイズドスイミングの中継に幻想的な映像効果〜
（平成24年7月5日）
□ NHKが開発してきた水面合成カメラ「ツインズカム」が、オリンピックでは初めて活躍することになりました。シンクロナイズドスイミングの中継で、幻想的な映像を、NHKが世界を代表して制作し、各国の放送局に提供します。
□ 「ツインズカム」は、水上と水中のそれぞれで撮影した映像を、水面をはさんだ1つのスムーズな映像に合成することが可能です。世界でもNHKにしかない技術であることから、OBS(オリンピック放送機構)から協力依頼があり、国際映像制作に機材と技術を提供することになりました。
□ これまで、国内の中継で運用を行いながら改良を重ね、水中と水上を撮影する2つのカメラの配置や制御方法を工夫することでズーム・パン操作が可能になりました。これにより、競技選手の動きをスムーズにフォローする映像を、生中継で提供できるようになりました。
□ シンクロナイズドスイミングでの、水上の美しい演技を作り出すための難しい水中の動き、ジャンプの高さを確保するための水中でのコンビネーションなど、これまでにない演出でロンドン五輪の映像をお伝えする予定です。
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