日本放送協会 理事会議事録  (平成23年 8月23日開催分)
平成23年 9月 9日(金)公表

<会 議 の 名 称>
 理 事 会

<会  議  日  時>
 平成23年 8月23日(火) 午前9時00分〜9時10分

<出   席   者>
 松本会長、小野副会長、永井技師長、金田専務理事、大西理事、
 今井理事、塚田理事、吉国理事、冷水理事、新山理事、石田理事、
 木田理事

<場         所>
 放送センター 役員会議室

<議        事>
 松本会長が開会を宣言し、議事に入った。

付議事項

1 審議事項
(1)第1149回経営委員会付議事項について

2 報告事項
(1)契約・収納活動の状況(平成23年7月末)


議事経過

1 審議事項
(1)第1149回経営委員会付議事項について
(経営企画局)
 本日開催される第1149回経営委員会に付議する事項について、審議をお願いします。  
 付議事項は、議決事項として「新放送会館の用地取得について」、審議事項として「次期経営計画について」です。

(会 長)  原案どおり決定します。

2 報告事項
(1)契約・収納活動の状況(平成23年7月末)
(営業局)
 平成23年7月末の契約・収納活動の状況について報告します。
 第2期(6・7月)の当年度分収納額は1,094.0億円で、東日本大震災の影響があるものの、前年度同期を22.3億円上回りました。対前年度の増収額は、前年度同期とほぼ同水準となっています。年間累計は、2,154.6億円となり、前年度同時期を42.0億円上回りました。
 前年度受信料の回収額実績は、12.3億円となり前年度同期を1.1億円下回りましたが、年間累計では、42.7億円となり前年度同時期を0.5億円上回っています。また、前々年度以前分受信料の回収額実績は、6.9億円となり前年度同期を1.6億円下回りました。年間累計も、13.3億円となり前年度同時期を2.2億円下回っています。
 放送受信契約総数の増加状況については、第2期は、前年度同期を0.8万件上回る5.0万件の増加となりました。これは、東日本大震災を事由とした放送受信契約の解約に加えて、アナログ放送終了に伴う放送受信契約の終了が発生するなど、減少が前年度同期を5.0万件上回ったものの、集中対策期間を設定するなど契約総数対策を強化して取り組んだことにより、取次が前年度同期を5.8万件上回った結果です。年間累計増加数は、18.2万件となり前年度同時期を3.2万件上回っています。
 第2期の衛星契約増加については、14.6万件の増加となりました。前年度との比較では、東日本大震災やアナログ放送終了の影響に加え、セーフティネットの申し込みに伴う衛星契約から地上契約への変更などがあり、減少は前年度同期を3.8万件上回りました。しかし、デジタル機器の普及拡大に対する早期契約化に取り組んだ結果、取次は前年度同期を4.8万件上回り、差し引き1.0万件の増加となりました。また、年間累計も、前年度同時期に比べ差し引き1.0万件の増加となっています。
 第2期末の未収数については、前年度同期を1.4万件上回る6.0万 件の削減となり、年間累計数は前年度同時期を1.9万件上回る10.0万件の削減となりました。なお、23年7月末の未収現在数は194.3万件と、200万件を割りました。
 最後に、口座・クレジットカード支払いの増加数については、前年度同期を0.6万件上回る10.4万件の増加となり、年間累計では、前年度同時期を3.8万件上回る26.7万件の増加となりました。  
 以上の内容は、9月13日開催の第1150回経営委員会に報告事項として提出します。

(会 長)  受信料収入は、予算と比べてどのような状況ですか。
(大西理事)  年間予算6,680億円に対し、7月末の段階で前年度同期と比較して42億円の増加となっていますので、順調と言えます。8月以降は、アナログ停波に関連して発生する契約終了を、どのようにカバーしていくかなどがポイントとなります。
(会 長)  この先の状況はわからないところもありますが、できるだけ収入を確保していってください。
(大西理事)  東日本大震災により東北地方は厳しい状況ですが、全国的に見るとその他の地域の契約数は増えています。着実に収入を確保していきたいと思います。


以上で付議事項を終了した。
上記のとおり確認した。
      平成23年 9月 6日
                     会 長  松 本 正 之

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