「すべては視聴者のみなさんのために」 ―新生NHKの決意―


<公共放送の使命>
 NHKは、視聴者のみなさんのために、公共放送としての使命をしっかりと果たします。
 何人からの圧力や働きかけにも左右されることなく、放送の自主自律を貫き、みなさんの判断のよりどころとなる情報や豊かな文化を、いつでも、どこでも、誰にでもわけへだてなく伝えます。
   
 広告収入でもなく、税金でもなく、視聴者のみなさんに「受信料」を広く負担していただいている公共放送だからこそ、NHKは、視聴率や特定の主義主張にとらわれることなく、ニュースの取材や番組制作を行うことができます。
 NHKは、みなさんに支えられてこそ成り立つ放送局です。
 「すべては視聴者のみなさんのために」という原点にいま一度立ち返ります。
   
<視聴者のみなさんに開かれたNHK>
 NHKを支えていただくみなさんの声を経営や放送に積極的に生かします。全国各地で開催する「ふれあいミーティング」をはじめ、あらゆる機会を通じてみなさんのご意見やご提案をお聞きし、番組や業務に的確に反映させます。寄せられたご意見や反映した事例を番組やホームページなどでお伝えします。 
 NHKの放送に携わる者が取材や番組制作を行う上で判断の指針とする
ガイドラインを新たに作成し、公表します。
 
<デジタル時代に果たす役割>
 多様なメディアが発達し膨大な情報が飛び交う時代を迎えました。そうした時代に、NHKは、公共放送として確かな情報を提供するとともに、デジタル技術を活用した便利で役に立つ放送サービスの実現に向けて取り組み、視聴者のみなさん一人ひとりが、安心して心豊かに暮らせる社会に貢献します。
   
<新生NHKの事業運営の柱>
 
1. 視聴者第一主義に立って“NHKだからできる”放送を追求します。
2. 組織や業務の大幅な改革、スリム化を推進します。
3. 受信料の公平負担に全力で取り組みます。
   

NHKロゴ



←1頁目
2/4
3頁目→