再生に向けた改革施策
はじめに
I.抜本的改革に向けたこれからの取り組み
1.経営委員会の強化
 2.視聴者とともに歩む公共放送のサービスの充実
 3.視聴者との結びつきの強化
 4.再生に向けた体制・組織の改革
 5.受信契約と受信料収納の確保
 6.役員報酬・職員給与の削減、効率的な業務運営による経費削減
II..適正化に向けたこれまでの取り組み状況
 1.報告書記載の施策
 2.その他の関連施策(報告公表後に新たに取り組んだ施策)
 3.「NHK業務点検・経理適正化委員会」の活動
 
はじめに
 
 
 NHKは、昨夏からの一連の不祥事およびその後の対応に対する視聴者・国民のみなさまからの厳しいご批判・ご意見を重く受けとめています。平成17年度のNHK収支予算・事業計画には、このことを具体的な改革施策として反映させます。

 改革は、コンプライアンス(法令遵守)活動の推進、経理の適正化の徹底、事業運営の透明性の確保、番組制作をはじめとした業務の大幅な見直し等を柱としています。

 これらの改革を速やかに行い、視聴者・国民のみなさまの信頼回復につなげ、一日も早くNHKの再生を図っていく決意です。
 
 
〈再生に向けた改革施策項目〉

(I).抜本的改革に向けたこれからの取り組み
  • 新たに17年度“改革予算”に盛り込んだ諸施策
(II).適正化に向けたこれまでの取り組み状況
  • 平成16年9月7日に公表した報告書(「『芸能番組制作費不正支出問題』等に関する調査と適正化の取り組みについて」)に記載した業務の適正化の取り組み
  • 報告書の公表後さらに検討した諸施策
    今後とも、公共放送の充実に努めるとともに、外部の有識者で構成する「NHK業務点検・経理適正化委員会」の助言もいただきながら、考え得るかぎりの有効な改革を実施し、視聴者・国民のみなさまの信頼回復に努めていきます。