・メディア・リテラシーに関する調査研究会の開催
青少年と放送の良好な関係を構築するためには、青少年をはじめとする視聴者のメディア・リテラシーの向上を図ることが重要である。メディア・リテラシーとは、視聴者がメディアを選択し、主体的に読み解き、自己発信する能力のことであり、カナダ等の諸外国においては、学校のカリキュラムに導入されるなど取組が活発なところもある。しかし、我が国においては、一部の市民団体では取組が行われているものの、体系的、組織的な取組が行われていないのが現状である。
従って、国内外のメディア・リテラシーに関する今までの取組をレビューするとともに、我が国におけるメディア・リテラシーの在り方、放送業界に期待されている役割、政府に期待されている役割、関係機関との連携等について検討を行うことを目的として、今年度、メディア・リテラシーに関する調査研究会を開催する。構成員としては、教育関係者、学識経験者、有識者、関係省庁等とし、平成11年の秋頃から平成12年の春頃にかけて開催する予定
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