2018年8月15日

法務省 別所亘さん 武田龍之介さん 都坂江身子さん

皇居も一望、20階食堂ランチ

2018年8月15日

東京・霞が関の官庁街の一角にそびえる法務省の20階。
そこには、大きなガラス窓から皇居や日比谷公園などを一望することができる、とっておきの職員食堂があります。

ランチタイムにテーブルに集まったのは「厚生管理官」という部署の20代から50代までの5人。この部署は、職員の福利厚生に関する業務などのほかに、実はこちらの食堂の運営もしています。メニューも彼らが決めているんだとか。

こちらは限定20食のオムライスで税込み600円。ケチャップがかかったふんわりオムライスにコロッケがついていて、ボリューム感があります。注文したのは、補佐官の別所亘さん。

「本当においしいんですよ。迷ったら必ずオムライスを頼みます」
一緒に食べていた同僚も「昔から人気メニューなんですよ」と太鼓判。

別所さんは、地方から人が来た時にもこの食堂に案内して、景色を見てもらいながら打ち合わせをするのだとか。ランチタイム以外は喫茶店として営業しているので、仕事の打ち合わせに使う人も多いようです。

一方、「自分たちが関わったメニューが売り切れになっているのを見ると、本当にうれしいです」と話すのは、事業係の武田龍之介さん。

食堂のメニューの紹介文を毎日書いている武田さん、人手が足りないときには『お助け要員』としてレジや配膳まで手伝うのだそうです。この日のメニューを見てみると…

スペシャルメニューの「夏にぴったりのねばねば」が気になりますね。

オクラや納豆などヘルシーな素材がどんぶりにたっぷりと盛り付けられた『ねばねば丼』は600円。
このメニューの大ファンだというのが、事業係の都坂江身子さんです。
「ほぼ毎日ここを利用してますが、きょうは『ねばねば丼』だから、楽しみにしてきました」

「育児休暇を終えて職場に帰ってきたときに『ねばねば丼』を久しぶりに食べて、職場復帰した実感が湧いてきて、うれしかったのを覚えてます」

自分たちで運営する食堂でランチを食べるのは、問題が起きていないかをチェックするためでもあるそうです。栄養バランスに気を配りながらメニューを考え、法務省の職員たちの健康管理を陰で支えるみなさんの昼ご飯。

ごちそうさまでした!