2018年7月30日

厚生労働省 正林督章さん 井形愛美さん

健康は1日にしてならず!健康課長のランチ

2018年7月30日

厚生労働省の地下1階。そこにあるのは、その名も「KENKO食堂」

この日、ランチで訪れたのは、厚生労働省の健康課長、正林督章さん(55)と、4月に健康課に入った新人、井形愛美さん(24)。

霞が関の「官僚」というと「文系のエリート」なんてイメージかもしれませんが、実はお医者さんや栄養士さんもいるんです。正林さんは医師の資格を持った「医系技官」。先の国会では他人のたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」を防止する法律を担当しました。一方、新人の井形さんは、管理栄養士の資格を持つ「栄養系技官」です。

2人が頼んだのはヘルシー料理でおなじみ「タニタ食堂」監修の日替わり定食です。

鶏肉のなめこおろし煮に、夏野菜を煮込んだラタトゥイユ、鮭の小松菜和え、とろろ昆布のみそ汁がついて780円。464キロカロリーを、よくかんで食べるのがポイントです。

「健康課は65人の大所帯。どうしても課員と話す機会が限られてしまうので、順番に誘ってランチに行くよう心がけています。と言っても仕事の話は抜きで、プライベートな話ばかりですけど(笑)」と正林課長。

井形さんも「前回はひたすら高校野球の話で盛りあがりました。私は野球部のマネージャー、課長も高校球児だったので」と。

元高校球児の正林課長、「健康課長」の名に恥じない、ストイックな生活を送っているそうで…。
「自宅近くのジムで週6日、平日は3時間、土日は5~6時間は汗を流します。ジムの定休日以外は毎日。妻には『バカじゃないの』と言われますが(笑)。スタジオレッスンで20代や30代より重いバーベルを持ち上げるのは気持ちがいいですよ」

これには初めて聞いた井形さんもやや引き気味。

ところでなぜ医師の資格があるのに役所に勤務を?

「医学部5年生のとき、国際協力に興味があってタイの山奥の村で1か月生活したことがあるんです。昼間は村唯一の保健センターを手伝って、夜は村の人の家に泊めてもらって」

「そこで臨床も大事だけど予防医療や衛生教育が重要だと感じたんです。それでWHO=世界保健機関に行きたいと思った。そのためには厚生労働省に行くのが近道だと」

入省から8年目、念願のWHOへ。

「もう片道きっぷでもいいというくらいの気持ちで行きました。本当にうれしかったし、貴重な経験になりました」

ゆったり1時間食事をして、職場へ。
やはり食後に一服は・・・しないですよね。

「健康課にも実はたばこを吸う人はいますが、私は吸いません。先日、成立した法律では『規制が緩い』という批判もありますが、これまで努力義務だったものがちゃんと義務になり、罰則もついた。大きな一歩だと思ってます」

健康は一日にしてならず。

ちなみに正林課長、「西郷どん」の弟、西郷従道の玄孫(やしゃご)だそうです。

ごちそうさまでした!