2020年10月26日

厚生労働副大臣

三原じゅん子さんのヘルシーそばは「通の味」

2020年10月26日

新型コロナウイルスの感染拡大で、なかなか外食に行けない時期が続きましたが、みなさんはランチ、どうされていましたか?
感染防止対策をとりながらの「新たな日常」へ歩みが始まっていますので、このコーナーも、そろりと再開します。

再開1回目はこの人、厚生労働副大臣の三原じゅん子さん(56)です。
新型コロナでしばらく外食も控えていたそうですが、徐々に感染防止対策が取られているお店でのランチを始めているそうです。

臨時国会の召集を間近に控えたこの日、秘書官たちと訪れたのは、新国立競技場が近くに見えるそば店。
「そばが大好きで、週5日食べることもある」という三原さん。

注文したのは、「おろしぶっかけ」1300円。

北海道産のそば粉を使った自家製そばに、削り立てのかつお節、大根おろし、ねぎ、それにのりが盛りつけられ、食欲をそそります。

「うーん、香りがいいね」
全国各地のそばを食べ歩き、「国会議員一のそば通」を自称する、三原さん。
おいしそうに口に運んでいきます。

俳優としても活躍していた三原さんは、2010年の参議院選挙で初当選し、ことし議員生活10年を迎えました。

「『タレント議員』と呼ばれるのを、どう消せるかという10年間でした。10年間は誘いがあっても政府に入らず、『ぞうきんがけ』をしようと決めていたので、党内や議員連盟の活動に汗をかいてきました。ようやく10年たって、『よし行くぞ!』という気持ちなので、いまが一番大事な時だなと思っています」

満を持して、厚生労働副大臣に就任した三原さん。
「経験に勝るものはないし、現場にいる人の言葉ほど重いものはない」

三原さんは、みずから子宮けいがんや不妊治療を経験しました。それを踏まえ、就任後も連日、当事者との面会や医療現場などへの視察をしています。

「これまでは、一議員としてさまざまな政策を政府に申し入れて来ましたが、副大臣となり、要望を受ける側に立つと、立場の違いにとまどうこともあります。それでも、現場の声にしっかり寄り添いながらやっていこうと思います」

そんな三原さんに、菅総理大臣が打ち出した不妊治療の保険適用について、考えを聞いてみました。

「不妊治療は、治療方法が個々に違うのが難しいところです。通院の頻度や時間も人によって変わってくるから、ひとえに保険適用と言っても、一つにまとめていく作業は本当にたいへんです。ただ、不妊治療を望む方に社会全体が『頑張って!』と言えるような機運を作れるよう、与党、野党、当事者など、多く情報を集めることが自分の役割なので、たくさんの意見を伺いながら、新たな政策をまとめていきたいです」

熱々のそば湯を飲み干した、三原さん。次の視察先へと向かっていきました。
たくさんの声をすくい上げて、よい政策づくりをお願いします。

ごちそうさまでした!