2020年4月6日

元国土交通大臣

“政界のターミネーター”馬淵澄夫さんの「不死身の復活メシ」

2020年4月6日

雨のなか、上野公園の近くのステーキ屋さんに、1人の男性が現れました。
元国土交通大臣で、無所属の衆議院議員、馬淵澄夫さん(59)です。

入店してすぐに300グラムのステーキを注文。
「450グラムを頼む時もあるよ。こってりしていなくて、さっと食べられるよ」

運ばれてきたのは、熱々の鉄板に載った分厚いお肉のステーキです。
野菜やスープが付き、ごはんは抜いて、税抜きで1290円。

「いただきます!」
あれ…?
すぐに口に運ぶと思ったら、野菜の上に肉を載せはじめました。

「レアで食べたいから、余熱で焼きすぎないように、野菜の上に載せて食べるんだ。ソースも付けない方が、肉のうまみを感じられるよ」

豪快な食べっぷりで、10分ほどでペロリと完食しました。

体を鍛えることが趣味で、筋肉モリモリの馬淵さん。
アメリカの映画にちなみ、“政界のターミネーター”の異名も。
体作りのため、週に3回もステーキを食べることがあるんだとか。

「ステーキが好きというのと、体作りだね。たんぱく質を食べないと筋肉は付かないよ。プロテインも飲んでるけど」

そんな馬淵さんですが、去年11月に生死の境をさまよう出来事がありました。
乗っていた車が道路脇の壁に衝突し、大けがをしたのです。

「助手席で眠っていたんだけど、衝撃があって起きたら目の前は煙で真っ白。腕も足もおかしな方向に曲がっていて『あ、折れたな』と。シートベルトを外したらどんどん腹がふくらんできた。内臓が破裂していたんだ」

ドクターヘリで病院に搬送される途中、どんどん気が遠くなり死を覚悟したといいます。

「小さいころの景色が走馬灯のように浮かび、突然、カメラのフラッシュがたくさんたかれた本会議場の光景が出てきた。俺がそんなにフラッシュたかれた時って、国土交通大臣で問責決議が可決した時くらいなんだよ。死ぬかもしれない時になんで思い出したのかな」

その後、大手術を経て、2か月近く入院。

そんな中、生きていることを改めて実感したのも、ステーキを食べた時だったんだそうです。

「入院中に、近くのステーキ屋さんから、テイクアウトを頼んだんだ。確か300グラムだったと思う。食べ切れたよ。“ああ、またステーキが食べられた”って思った」

見事にカムバックを果たした馬淵さん。
屈託なく笑うその姿に、事故の影響は感じられません。
お肉を食べて元気になった体で、これから、何に取り組むのですか。

「社会復帰ができるかどうかという中で、徐々に達観し、『自分が、自分が』という思いが無くなってきた。自分の使命は、政界再編を果たして、国民に自民党に代わる選択肢を示すこと。生きることができた限りは全力を尽くします」

再び動き出した不死身の“ターミネーター”の復活メシ。

ごちそうさまでした!