2020年3月13日

自民党 参議院議員 

宇都隆史さんの「元自衛官のメレンゲ風『TKG』」

2020年3月13日

昼下がりの羽田空港。
飲食店の店先で順番を待っているのは、自民党の参議院議員、宇都隆史さん(45)です。

かつては航空自衛隊の要撃管制官として、戦闘機の管制などを行っていましたが、いまは参議院・比例代表選出の議員として、全国各地を飛び回っています。

「全国に自衛隊の基地や駐屯地があり、OBや家族の方たちの集まりで講演を頼まれることなどがあるので、いろんなところに行くんです」

「週末の夜は宴会も多く、脂っこいものを食べたり、お酒をいっぱい飲んだりするので、月曜日に東京に戻ると、『週末をリセット』できるような食べ物が欲しくなるんですよね」

宇都さんが見つけた「リセットボタン」は、羽田空港にある「TKG=(T)たまご(K)かけ(G)ごはん」専門店。

このお店では、福岡県産の卵と、熊本県産のお米を使っていて、鹿児島県出身の宇都さんも、「地元・九州を、食材を食べて応援できる」とご満悦です。

注文したのは、ごはん大盛りの「たまごかけごはん」と、あおさの味噌汁で、合わせて660円。

テーブルにある、こちらも九州名物・高菜の漬物を小皿によそって食べ始めると…

「お米がおいしいから、漬物だけで食べられちゃうんですよね」

あらら!

あっという間に、ご飯を食べきってしまいました。卵はどうするんですか??

「大丈夫。おかわりするから」

このお店、ごはんは2杯目までは無料サービスなんだとか。

満を持して、卵の出番です。

「みんな、『TKG』の本当の食べ方を知らないから、きょうは僕が教えたいと思います」

おっと。宇都さん、ここで「TKG」の教官になりました!

「コツがあって、まず、ご飯に白身しか入れず、かき混ぜるんです」

「そうすると、ふわふわのメレンゲ風になるので、ここに黄身を入れるんです。きれいですねー!どうですか?」

なるほど!白身が、ごはんをコーティングして、黄身との「つなぎ」になるんですね!

つやを増し、なめらかな食感となった「TKG」にしょうゆをかけると、宇都さん、まるで飲み物のように、一気にかき込みました。

参議院外交防衛委員会で与党側の筆頭理事を務める宇都さんは、これまで、防衛省・自衛隊が抱える課題に向き合ってきました。

去年は台風19号をはじめとした自然災害、ことしは新型コロナウイルスへの対応と、多様な事態への対応が求められている自衛隊の現状を、どう見ているんでしょうか。

「必要な災害派遣は、隊員の負担であったとしても、やらないといけない。ただ、災害ごみの撤去やブルーシート張りなど、『自衛隊でなければいけないのか』と疑問を持つことまで、過剰に役割を担わされていると思います」

「リスクがあるから自衛隊が派遣されるわけですが、やりがいがある仕事にしないといけない。『隊員が可哀想だ』という感情論ではなく、高いプライドと専門性を磨き続けてもらうためにも、隊員の特殊能力を発揮できる環境を作ってあげたいと考えています」

元自衛官の政治家として、現場の自衛隊と政治を、上手につないでいって下さいね。

ごちそうさまでした!