2019年11月22日

自民党 総裁特別補佐 高鳥修一さん

亡き父を、思ってすする、秋の麺

2019年11月22日

秋も深まるお昼どき。
国会近くにある老舗の中華料理店を訪れたのは、自民党総裁特別補佐の高鳥修一衆議院議員(59)です。

高鳥さんが決まって注文するのが、このタンタン麺。
濃厚なスープに、たまごを練り込んだ麺。
ひき肉やほうれん草がのって、税込み1300円。

「ピリ辛の味が非常においしい。麺もストレートで癖がない。スープにあった麺のおいしさがあります」

高鳥さんが、赤坂でホテルマンとして社会人生活をスタートさせてから30年以上、愛している一杯。今でも月に1回は訪れているそうです。

大のラーメン好きで、食べたラーメンの写真を撮りためている高鳥さん。

ラーメンをこよなく愛する国会議員の会を作って、それぞれが食べたラーメンの写真をSNSで投稿する取り組みを始めようと考えているんだとか。

この日もスマートフォンで撮影していました。

ところで、高鳥さんの「総裁特別補佐」という役職は、経験した人が閣僚になったり、閣僚経験者が就いたりしていますが、どんな仕事をしているんですか?

「総裁がふだん党本部にいらっしゃらないので、党全体の情報を把握して、総裁が円滑に党務を行えるよう、適宜、報告・連絡をしています。24人の副幹事長をとりまとめる『筆頭副幹事長』も兼務していて、幹事長の考えを皆さんに伝達していくのも仕事です」

「今は首里城の復興や来年3月の党大会などに向けて取り組んでいます。そして、安倍総裁が残りの任期でやりたいことはおそらく憲法改正。そのために、しっかり役目を果たせればと思っています」

そんな仕事の合間、無性に、このタンタン麺が恋しくなる時があると言います。

「ほどよい辛さで気分転換になるし、ちょっとパワーをチャージしたい時に食べます。国会や党本部からもすぐですしね」

一方で、このタンタン麺には特別な思い出もあるそうです。

「両親が元気だった頃、一度だけ3人でこのタンタン麺を食べて、今は亡き母が『おいしいね』って言っていました」

実は、高鳥さん、先月、父親の高鳥修元衆議院議員を亡くしました。
経済企画庁長官などを歴任し、田中角栄元総理大臣を支えたことでも知られる人です。

「親父は全く私と違ったタイプでしたが、私にとっては、とても大きい存在でした。今はすごくさみしいなと思います」

政界に入る時。所属する派閥を決める時。役職を受ける時。高鳥さんは、常に修さんに相談していたと言います。そして、ことし9月の党役員人事の時にも。

「安倍総理大臣から、急に電話がかかってきて、『総裁特別補佐』というポジションがあると。全然、予想もしていなかったので、『ちょっと考えさせて下さい』と言ってしまいました。すぐに親父に電話をしました。9月はまだ元気でしたので」

「そしたら『総理のおっしゃることは何でもやらしていただけ』と。親父から受けた最後の指導でした」

修さんの座右の銘は、「清廉な政治は人々を穏やかにする」という意味の「政清人和」。
高鳥さんは、その精神を受け継ぐ決意です。

「親父は、人を蹴落としたりとか、人の悪口を言ったりということは一切なかった。政治家としての生き方は、親父の背中を追っています。父が残したものに恥じない政治家になりたいです」

亡き父への思いを胸にすするタンタン麺。

ごちそうさまでした!