2019年10月4日

文部科学大臣 萩生田光一さん

「扉は開ける」 大臣室ランチ

2019年10月4日

若手官僚のみなさんが続々と入ってくるこちらの部屋。いったいどこでしょう?

実はこちら、文部科学省の大臣室です。
取材は先月。国際芸術祭への補助金不交付が、大きな議論となる前のこと。

中央に座るのは、内閣改造で文部科学大臣に就任したばかりの萩生田光一さん(56)です。

就任の翌日には、職員を前にあいさつし、こう呼びかけました。
「大臣室の扉を開けておく。いい提案や耳が痛い話も、いつでも聞くようにして、任に当たりたい」

ということで、この日は20代から30代の若手職員10人と、ランチをいただくことになったわけで。

テーブルには、永田町近くの洋食店のお弁当が。ごろっとしたハンバーグにポテトサラダ、それに卵焼きも入って、1000円。

「大臣は、どんな食事がお好きなんですか?」

「昼は、そばとか、ラーメンが多いね。国会中は、自民党本部で、ほぼ毎日、カレー。『もう食べたくない』って思っても、不思議と、また食べたくなるんだよね」

いんげんのあえ物と、好物だというデミグラスソースのかかったハンバーグから食べ始めた萩生田大臣。

今度は、職員に質問。
「30代で中途退職する人が、うちの省庁も含めて、霞が関でも、結構いるでしょ。どういう理由なのかな」

職員からは。

「20代のころは、国会開会中の待ち時間も仕事だと思っていたけど、民間で働いている人たちは、その時間にも、自分へのインプットが進んでいる。『自分は何をしていたんだろう』って、われに返るのが30代」

私も同じ30代。分かります、焦りますよね。

このあとも、休日の過ごし方や趣味、子育ての話などなど。

最後に萩生田大臣から。
「『こういうこと、大臣、知ってますか?』とか、『こうしたら、いいと思いますよ』という提案があったら、聞かせて下さい。上司に相談しなくてもいいから(笑)」

若手職員の話を聞いてみて、どうでしたか?
「第一線で活躍する人たちの生の声が聞けてよかった。いくらでも職員の声を聞いて、いい文部科学省にしていきたい」

大臣室でのランチ会は今後も、参加メンバーを変えて不定期で開くそうです。

職員の皆さん、大臣がこう言っているんですから、ぜひ、国民目線で忌憚(きたん)の無い意見を。

ごちそうさまでした。