2019年4月15日

経済産業大臣 世耕弘成さん

世耕さんの“シェアエコ”ランチ

2019年4月15日

新しい元号が「令和」と決まって1週間ほどたった、ある日のお昼どき。
東京・霞が関の庁舎の1室を訪ねると、タブレット端末を操作する男性の姿が。
経済産業大臣の世耕弘成さん(56)です。

まだ、お仕事の途中なのでしょうか。恐る恐る端末をのぞかせてもらうと…
ああ、出前サイトでランチを注文していたんですね!

たくさんの店の中から、港区のサラダ専門店を選択した世耕さん。
新鮮な野菜たっぷりのサラダを注文しました。

「ランチを注文しました。僕は基本的に3食しっかりと食べないとダメなので、お昼は必ず食べます。夜はどちらかというと会食になるので、自分でコントロールできない。カロリーとか糖質とかに気をつかっているので、サラダは最高の選択肢なんです」

なるほど。健康志向ですね。

およそ50分後、注文したサラダが無事に届きました。
ところが、運んできたのはカジュアルな服装の男性。

どうやら注文した店の従業員ではなさそうです。
しかも世耕さんは、現金も渡さずにサラダを受け取りました。

なぜ、お店以外の人が配達を?お金、払わなくて良いんですか?

「飲食店に代わって一般の人が配達してくれるサービスに登録しているお店を利用しました。カードでも決済できるので直接支払いをしなくてもいいですし、配達状況もわかります。既存の料理店のものを運んでくれるところも便利だと思います。いわゆる『シェアリングエコノミー』です」

シェアリングエコノミー?
近頃よく耳にするような気がしますが…何でしたっけ?

世耕さんの秘書官に教えてもらうと、「シェアリングエコノミー」とは、インターネットを通じて、モノや場所、サービスを共有する仕組みのこと。

個人の住宅を宿泊用に貸し出す「民泊」や、ネット上のフリーマーケットをはじめ、最近では、高級な洋服やバッグをシェアするサービス、さらに、使っていない空間や土地を、会議室や駐車場として貸し出すサービスなど、さまざまな分野に広がっているとのこと。

世耕さんが利用したサービスも、個人で登録した人が、空き時間を利用して料理の配達を代行するというシェアリングエコノミーの1つなんですね。

政府は、地域経済の活性化を図ろうと、シェアリングエコノミーの活用を促進していて、世耕さんも率先して、こうしたサービスを利用しているそうです。

サラダで終わりか、と思いきや、最後に袋に入った梅干しを。
「この梅干しは携帯用で、種も抜いてあるんです。僕は地元が和歌山なので、おいしい梅干しを1日1個は食べたい。海外に行くときも、これをポケットに入れておくと結構便利で、このままバクっと食べられます」

「梅干しはシャキっとしますし、殺菌効果があるから食中毒防止にも役立つと言われています。安倍総理大臣も外国訪問の際に持って行って、愛用してくれています」

蜂蜜に漬けられた甘酸っぱい梅干しをじっくり味わう世耕さん。
モノやサービスだけではなく、地元への思いも「シェアリング=共有」しているランチでした。

ごちそうさまでした!