2019年1月18日
自民党 総務会長 加藤勝信さん
加藤さんは行列のできる店がお好き
2019年1月18日
昼どきの東京・赤坂。天丼の専門店に行列ができています。
その店を訪れたのは、自民党総務会長の加藤勝信さん(63)。到着した時にはちょうど行列がはけて、スムーズに入れました。
「もう4、5年は来ているよね。年に何回か食べに来る」
店内に入って着席するやいなや注文したのは「天ばら丼」です。
一口サイズのエビやイカ、マイタケなどの天ぷらがのった天丼に、味噌汁が付いて1170円。加藤さんの定番メニューだと言います。
食べ方にもこだわりが。
「これね、どんぶりの向きが大事なんです」
どんぶりの中には、半熟卵と、刻みしょうがも。
順に味わうために、食べ進んでいく方向が決まっているんだそうです。
「天ぷらだけで普通に味わったあと、次は、卵をつぶして卵の味。最後は、しょうがの味と、3種類の味を楽しめる。うん、うまい」
普段は行列に並んでいるんですか。
「全然並ぶよ。並ぶような店じゃなきゃ嫌じゃん。安定したうまさがあるよ」
おいしいものを食べるためには、並ぶこともいとわない加藤さん。
よく行く店を聞くと、つけ麺の人気店やイタリア料理の老舗などの名前が次から次に出てきます。
最近は、新宿にある煮干しラーメンの店や、アメリカから進出してきたハンバーガーショップにも足を運んだとのこと。
いずれも行列のできるお店ばかりですが、そこは限りのあるランチタイム。
往復にかかる時間や、待ち時間などを常に計算しているそうです。
「混雑のピークの時間帯は外したりして。どこで食べたら、どのくらいの時間がかかるか大体わかる」
4人の娘の父親でもある加藤さん。
一緒に暮らしている娘さんたちからも、流行のグルメ情報を教えてもらっています。
「いろいろ言ってくるからね。情報収集というより、耳に入ってくる」
おいしい店を探すのが、親子共通の趣味なんですね。
とは言え、若者向けの店が多い印象ですが、カロリーは気になりませんか。
「ごはんを少なめにすれば、昼はまだそこそこ食べてもいいのではないかなと。その代わり夜をできるだけ減らす。なるべくビールは減らすとかね。涙ぐましい努力をしているわけです」
官房副長官や厚生労働大臣、そして現在は党の総務会長と要職を歴任してきた加藤さん。
どんなに忙しくても、ランチの時間は大切にしていると言います。
「執務室で食べることは、まずないですね。1人で食べることはハッピーではないし、仕事の延長線上になっちゃうから。食事の時間帯はリセットする時間。ちょっと雰囲気を変えて食べる。普段リフレッシュする時間ってあんまりないからね」
ボリュームのある天丼を、10分でたいらげた加藤さん。忙しい合間を縫って、並んででも食べるランチは、気分転換のための大切な時間なんですね。
お店を出て、近くの別の店にも人が並んでいるのを見て、ポツリとひと言。
「ここも昼どき行列ができているんだよな」
行列のできる店に目がない加藤さん。いま、厚生労働省が賃金などに関する調査を不適切な手法で行っていた問題で、前の厚生労働大臣として陳謝するなど、この問題の対応にもあたっています。
追加支給の対象は推計でのべ約2000万人、くれぐれもそちらはスムーズにお願いします。
ごちそうさまでした!