2018年12月17日

国民民主党 役員室長 小熊慎司さん

単身赴任の小熊さんは手作り4段弁当!

2018年12月17日

臨時国会が終わり、年の瀬を控え、地元に戻る国会議員が多くなっています。
そんな中、地元の福島県には戻らず、議員会館の事務所にいたのは、国民民主党の小熊慎司さん(50)です。

手に持った銀色の筒状のもの、いったい何ですか。
「きょうは、自分で弁当を作ってきました。初当選から、ずっと東京で単身赴任をしているので、時々、作って持ってくるんですよ」

なんと手に持っていたのは、4段重ねの弁当箱なんですね。

中を拝見すると、家庭的な料理ばかり。しかも本格的ですね!
「高校生の頃から料理は好きで、テレビの料理番組を見ながら、よく作っていました。料理ばかりしていて、父親に『料理はやめて、勉強しろ』と怒られたくらいです」

意外なエピソードがあるんですね。
きょうのおかずは、みょうがを挟んだ厚揚げに、

すき焼き風の煮物、

おじいさんが大好きだったという春菊と油揚げの和え物など。

わずか30分ほどで完成させたそうです。
「どれも高校生の頃から弁当に入っていた好物で、母親がいつも作って入れてくれていたものを自分でも作るようになりました。なぜか、紅しょうがも必ず入っていましたね」

高校時代は、毎日、弁当を食べて、合唱部で活躍していたという小熊さん。

全国大会で金賞も受賞し、そのころ、今の奥様にも出会ったそうです。上は当時の写真。一番右が小熊さんで、一番左が奥様です。合唱が、福島の少年と山形の少女を、出会わせてくれたんですね。

思い出話やおかずのレシピを聞きながら、ランチも終了、と思ったら…

包丁を取り出し、慣れた手つきで、きゅうりやトマトを刻み始めました。
「これは秘書に食べてもらおう」

オリーブオイルやピンクペッパーを振りかけ、あっという間に、小熊さんオリジナルのサラダが出来上がりました。

小熊さんは、現在、国民民主党で執行部の窓口となる役員室長を務めています。仕事も外食も増えたといいますが、料理はストレスの解消にも役立っているそうです。

「これまで、いくつかの政党に所属してきたけど、今の政党は、意見も言いやすいし、一番楽しいですよ。党の知名度アップに向けて、まだまだ頑張らないと」
得意の料理でストレスを解消しながら、年末ぎりぎりまで党務に汗をかくという、小熊さんの手作りランチ。

ごちそうさまでした!