オーバーシュート(overshoot)について、イギリスのオックスフォード英英辞典のオンライン版(Oxford Learner’s Dictionaries)では「to go further than the place you intended to stop or turn」「to do more or to spend more money than you originally planned」つまり、「止まろうとしていた場所を行き過ぎてしまう」、もともと計画していたよりも多くのことをしたり、お金を使ってしまったりする」という意味があるとしています。
今回は
オーバーシュート
『オーバーシュート』ということばは、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が3月19日の提言で、「突然爆発的に患者が急増すること」=「爆発的患者急増」を指す言葉として使い、よく目にするようになりました。
このことば、経済・金融の世界ではよく使われていて、市場や相場が、一方向に「行き過ぎ」た状態になることを指す時に使われます。
日銀では「オーバーシュート型コミットメント」と、特定の金融政策を表現する時に使っていて、この場合は、消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%の「物価安定の目標」を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続する方針を指しています。
オーバーシュート(overshoot)について、イギリスのオックスフォード英英辞典のオンライン版(Oxford Learner’s Dictionaries)では「to go further than the place you intended to stop or turn」「to do more or to spend more money than you originally planned」つまり、「止まろうとしていた場所を行き過ぎてしまう」、もともと計画していたよりも多くのことをしたり、お金を使ってしまったりする」という意味があるとしています。
感染症の分野では、イギリス政府のチーフメディカルアドバイザーを務めるクリス・ウィッティ医師が、イギリスが目指すべき新型コロナウイルス感染症対策についての説明で使っていたり、過去の文献に使われていたりするのが確認できますが、欧米メディアの記事では、あまり見かけません。