#会計検査院
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2021年11月5日
持続化給付金など20億円近い不正受給や過払い 会計検査院
国の予算の使われかたを調べる会計検査院が昨年度の報告書をまとめ、新型コロナウイルス対策に関係する事業では、持続化給付金などをめぐって20億円近い不正受給や過払いが確認されたことから、チェック機能が不十分だったなどと指摘し、不正を見逃さない対策の徹底を求めました。 会計検査院は毎年...
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2021年10月27日
政府調達の布マスク 8000万枚余が未配布 保管費用は約6億円
新型コロナウイルス対策として、政府が介護施設などに配るため調達した布マスクのうち8000万枚余りが、ことし3月末時点で配布されないまま民間の倉庫に保管され、そのための費用としておよそ6億円かかっていたことが会計検査院の調査で分かりました。 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大でマ...
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2021年5月14日
「PFI事業」で国の機関に改善求める 会計検査院
公共施設の運営などに民間の資金やノウハウを活用する「PFI事業」について会計検査院が調べたところ、契約に沿った適正なサービスが提供されていないケースが、26の事業で2300件余りあったことが分かり、検査院は契約元の国の機関に再発防止を求めました。 国の予算の使われ方を検査する会計...
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2020年10月29日
原子力委員長など国会の同意必要な機関の人事案 政府が提示
政府は、原子力委員会の委員長に、東京大学大学院教授の上坂充氏を起用するなど、国会の同意が必要な機関の人事案を衆参両院の議院運営委員会の理事会に提示しました。 29日に開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会で、政府は、国会の同意が必要な4機関11人の人事案を提示しました。 このう...
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2020年10月26日
製油所耐震化 複数が最大地震想定せず 会計検査院の調査
東日本大震災で製油所が被害を受けガソリン不足が深刻化したことを教訓に、国が補助金を出して各地で耐震化の事業が行われていますが、複数の製油所が想定される最大クラスの地震よりも低い基準で対策を進めていたことが会計検査院の調査で分かりました。 東日本大震災では、製油所が被害を受けてガソ...
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2020年10月23日
企業主導型保育所 病児保育 全く使われないところも 検査院改善求める
国の助成金を受けて企業が整備する「企業主導型保育所」のうち、病気の子どもを預かる「病児保育」の利用実態を会計検査院が調べたところ、全く使われていなかったり、事実上、閉鎖したりしている施設があることが分かりました。計画が不十分なまま助成金を受けたことなどが背景にあり、会計検査院は、...
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2020年10月20日
日本側が把握しないまま学校が取り壊し パプアニューギニア
日本の無償資金協力で建設が進められていた南太平洋のパプアニューギニアの学校が、日本側が把握しないまま現地当局の指示で取り壊されていたことが分かりました。会計検査院は、現地の大使館が進捗(しんちょく)状況を適切に確認していなかったのが原因で援助の効果が発揮されていないと指摘しました...
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2020年10月13日
“内部留保”課税の免除制度 再検討を提言へ 会計検査院
個人経営などの同族会社が蓄えとして内部に残す利益剰余金、いわゆる「内部留保」への課税を免除する制度について会計検査院が調べたところ、この中に課税対象になっている企業よりも財務基盤が強固な会社が含まれていることがわかり、会計検査院は、課税の範囲の見直しも含め、財務省に制度の再検討を...
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2020年10月12日
国有地の管理「財務省が適切管理怠った」会計検査院が指摘
神戸市の港湾地域にある国有地が、みずからが管理する土地だと勘違いした神戸市によって、少なくとも14年にわたって民間企業に貸し出されていたことがわかり、会計検査院は財務省が適切な管理を怠ったのが原因だとして誤りを指摘しました。 神戸市中央区の港湾地域にあるおよそ2000平方メートル...
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2020年10月9日
黄砂対策の植林事業 一度も実施せず約60億円未活用 会計検査院
中国から飛来する黄砂への対策などとして、国がおよそ60億円を拠出し、日中両国の団体が現地で植林を行う事業が一度も実施されず、多額の拠出金が活用されないままになっていることが会計検査院の調査で分かりました。確実性がないまま手続きが進められたためで、外務省は「実施に向け速やかに対処し...