#ダム
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2020年12月2日
脱ダムを撤回 知事はなぜ
「脱ダム」かつては“東の八ッ場、西の川辺川”と、ダム計画の白紙撤回で話題を集めた熊本県知事の蒲島郁夫。そんな彼が12年前の決断を一転し、ダム建設を容認した。65人の県民の命を奪った豪雨災害から4か月後、彼が翻意した理由とは何だったのか。(高橋遼平、丸山彩季) 「12年前と同じ使命...
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2020年11月30日
一転ダム建設へ 熊本県 翻弄されてきた住民は…
熊本県の蒲島知事が、12年前に白紙撤回したダム建設の“スイッチ”を自らの手で押しました。「もう2度と、同じ水害は経験したくない」「清流を子どもたちに引き継ぎたい」「ダムによる対立を、再び地域に持ち込まないでほしい」現地から聞こえてきたのは、長年にわたってダムに翻弄され続けてきた住...
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2020年11月20日
熊本県知事 国にダム建設を柱とした川辺川の治水対策を要請
19日に熊本県の球磨川流域の川辺川での新たなダムの建設を容認した蒲島知事は20日、東京で赤羽国土交通大臣と会談し、直接、ダムの建設を要請しました。 熊本県の蒲島知事は、7月の豪雨災害を踏まえ、19日、これまでの「ダムによらない治水対策」を転換し、川辺川での新たなダムの建設を国に求...
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2020年11月19日
熊本県 蒲島知事 治水対策転換 新たなダム建設を国に求める
ことし7月の豪雨で氾濫した、熊本県の球磨川流域の治水対策をめぐり、かつて「川辺川ダム計画」を白紙撤回した蒲島知事は、これまでの姿勢を転換し、環境に配慮した新たなダムの建設を国に求める考えを表明しました。関係者によりますと、新たなダムは川辺川での建設を想定しているということです。 ...
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2020年11月13日
熊本 川辺川ダム建設めぐり市民団体が反対の抗議文を県に提出
ことし7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川流域の今後の治水対策をめぐり建設の是非が焦点になっている川辺川ダムについて、市民団体が建設に反対する抗議文を熊本県に提出しました。 球磨川の治水対策をめぐり、熊本県の蒲島知事はかつてみずから白紙撤回した、支流の川辺川でのダム建設を進める前提...
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2020年6月4日
ダムの洪水調節機能強化「八ッ場ダム50個分を確保」官房長官
去年の豪雨災害を教訓に、ダムの洪水調節機能の強化を検討する関係省庁の会議が開かれ、菅官房長官は、発電や農業用水用のダムも活用できるようにするなど調整を進めた結果、洪水対策に八ッ場ダム50個分にあたる容量が確保できたと明らかにしました。 政府は、去年の台風19号などの豪雨災害を踏ま...
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2019年12月18日
全国42のダムで土砂が許容量を超え堆積 国が対策支援へ
道府県が管理する治水を目的としたダムのおよそ1割にあたる全国42のダムで、土砂が許容量を超えて堆積し、洪水を防ぐ機能が低下しているおそれがあることが国の調査でわかりました。このため総務省は、自治体が土砂を取り除く事業に新たに財政支援を行う方針を固めました。 ●全国42のダムの一覧...
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2019年11月26日
「緊急放流減らす」洪水対策活用へ既存ダム運用検証 官房長官
ダムによる洪水調節機能を強化するため、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、発電や農業用水用のダムを洪水対策にも活用することなどを検討する考えを明らかにしました。 先月の台風19号による豪雨では、各地でダムの貯水量が限界に近づき、流入する水と同じ程度の水を放流する「緊急放流」などが...
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2019年9月17日
北村地方創生相「誰かが犠牲に」発言 撤回せずも今後は注意
北村地方創生担当大臣は、地元で進むダムの建設に一部住民が反対していることをめぐり、先に「誰かが犠牲になり、世の中は成り立っている」などと述べたことについて、撤回はしないものの、今後発言には十分注意する考えを示しました。 北村地方創生担当大臣は、今月14日、地元の長崎県佐世保市で記...
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2018年7月17日
ダム放流「学識者などで検証する場を作りたい」 石井国交相
愛媛県を流れる「肱川」が氾濫し大きな被害が出たことをめぐり、住民からは、上流にあるダムの放流に関する情報の周知の在り方に疑問の声も出ています。16日、現地を訪れた石井国土交通大臣は「適切にダムを操作し、自治体や住民への情報提供を行った」との見解を示した一方で、改善策などを検討する...