#9月入学
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2020年6月10日
「9月入学」なぜ見送り?
休校の長期化を受けて、導入の是非に関心が高まった「9月入学」。安倍総理大臣は一時、「有力な選択肢」とも言及したが、なぜ見送ったのか。自民党の責任者のインタビューとともに、その過程をたどった。(古垣弘人、金澤志江) 発端は知事 「思い切って9月の始業、入学を考えるタイミングだ」発端...
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2020年6月2日
首相「9月入学」今年度・来年度からの導入 事実上見送る意向
「9月入学」について、安倍総理大臣は、自民党の作業チームのメンバーに対し、「法改正を伴う形での導入は難しい」と述べ、今年度や来年度からの制度の導入を事実上、見送る意向を伝えました。 柴山前文部科学大臣ら、「9月入学」について検討してきた自民党の作業チームのメンバーは、2日午後、総...
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2020年6月1日
9月入学 公明「拙速に検討進めるべきではない」首相に申し入れ
「9月入学」について、公明党は、デメリットが大きく、拙速に検討を進めるべきではないと、安倍総理大臣に申し入れました。これに対し、安倍総理大臣は「選択肢の1つだが、拙速に行うことはない」と述べました。 公明党の石田政務調査会長らは、1日午後、総理大臣官邸で、安倍総理大臣と面会し、「...
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2020年5月29日
「9月入学」直近の導入は困難 自民 作業チームが大筋で了承
「9月入学」について、自民党の作業チームは幅広い制度改革には国民的な合意が必要だとして、今年度や来年度のような直近の導入は困難だなどとする提言の案を大筋で了承しました。 提言の案では、国際化への対応のみならず、令和の時代に求められる社会変革・教育改革を実現する契機となり得るなど、...
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2020年5月27日
自民作業チーム 9月入学「今年度や来年度の導入見送るべき」
「9月入学」について、自民党の作業チームは、27日の会合で、今年度や来年度の導入は見送るべきだとする提言の骨子案を示し、出席した議員からは、必要な法改正などを考えると早期の導入は難しいという意見が相次ぎました。 この中で、作業チームの座長を務める柴山・前文部科学大臣は、「緊急事態...
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2020年5月26日
「9月入学」休校対応と切り離し慎重に議論を 公明 山口代表
「9月入学」について、公明党の山口代表は、長引く休校への対応とは切り離して慎重に議論すべきだという考えを示しました。 公明党の山口代表は記者会見で、「9月入学」について「学校現場のみならず幅広い影響が予想される。新型コロナウイルスの感染拡大で学ぶ機会が削られたことへの対応とは別に...
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2020年5月26日
9月入学 “結論急がず 学校の再開状況見極め” 萩生田文科相
「9月入学」をめぐって、萩生田文部科学大臣は記者会見で、導入するかどうかの結論を急がず、まずは緊急事態宣言の解除に伴う学校再開の状況を見極めていきたいという考えを示しました。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校の長期化を受け、政府・自民党は対応策の1つとして「9月入学」に...
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2020年5月26日
9月入学 自民作業チーム 見送り提言骨子案まとめる
「9月入学」について自民党の作業チームは国民的な合意が必要だとして、今年度や来年度の導入は見送るべきだとする提言の骨子案をまとめました。 骨子案では「9月入学」について、国際化や休校に伴う学習の遅れの取り戻しにつながるとする一方、導入すれば、多くの制度や慣行が変わり、社会全体に心...
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2020年5月25日
9月入学 首相「有力な選択肢の1つも慎重に検討」
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う臨時休校の長期化を受け、政府・自民党は、対応策の1つとして、「9月入学」に移行した場合の影響などを検討しています。 安倍総理大臣は、記者会見で、「子どもたちの学びを保障していくことは極めて重要な課題で、『9月入学』についても私は有力な選択肢の1つ...
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2020年5月22日
「9月入学は現場が混乱」 専門家が提言まとめる
政府などが検討を始めた9月入学について、教育学者らが検証した結果、導入による効果は限定的な一方、受験や就職などの競争が厳しくなり、費用負担も大きいとして、十分な効果は見込めないとする提言をまとめました。 提言をまとめたのは、教育制度などの専門家でつくる日本教育学会のメンバーです。...