利き約束や電話ない」
片山地方創生相 文春を提訴

片山地方創生担当大臣は、週刊文春が、国税当局への口利きの見返りに会社経営者から現金を受け取ったなどと報じたのは「全くの虚偽で、名誉を傷つけられた」として、発行元の文藝春秋に損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。

先週発売の週刊文春は3年前、片山氏や私設秘書を務めていた税理士の男性が、会社経営者から国税当局への口利きを依頼されて100万円を受け取り、片山氏自身も旧知の国税局の局長に電話をかけたなどと報じました。

これに対し片山氏は「全くの虚偽で、口利きを約束したり国税関係者に電話したことはない。税理士の男性が私設秘書だったこともなく100万円については全く関知していない」として、発行元の文藝春秋に1100万円の損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。

訴えについて週刊文春編集部は「記事には絶対の自信を持っており、次号以降で、その真実性を証明していきます」とコメントしています。