浜議員が国民に離党届
立民が参院でも野党第1党に

国民民主党の長浜博行参議院議員は、党の執行部に離党届を提出しました。参議院では、国民民主党と立憲民主党の会派に所属する議員が同数で、長浜氏が会派を離脱すれば、立憲民主党が参議院でも野党第1会派になる見通しです。

来週24日の臨時国会の召集を前に、国民民主党の長浜博行参議院議員は、19日、国会内で古川代表代行と会談し、離党届を提出し、無所属で活動する意向を伝えました。

このあと長浜氏は記者団に対し、「国民民主党と立憲民主党は、もとは一緒だったのに、両方の政党には入れないのであれば、両方の政党に入らないという中で、いち国会を送ってみたい」と述べました。

長浜氏は、参議院千葉選挙区選出の当選2回で、59歳。

衆議院議員を務めたあと、平成19年の参議院選挙に当時の民主党から立候補して初当選し、民主党政権で環境大臣などを務めました。

一方参議院では、国民民主党と立憲民主党のそれぞれの会派に所属する議員が24人と同数になっており、長浜氏が会派を離脱すれば、立憲民主党が、衆議院と同じく参議院でも野党第1会派になる見通しです。