合で処分の企業から献金
「返金する」宮腰沖縄北方相

宮腰沖縄・北方担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、みずからが代表を務める富山県の自民党支部が、談合で行政処分を受けた企業から献金を受け取っていたとして、この献金を返金し、政治資金収支報告書を訂正する考えを示しました。

この中で、宮腰沖縄・北方担当大臣は、みずからが代表を務める富山県の自民党支部が、平成26年に談合をしていたとして、行政処分を受けた地元の会社から、合わせて36万円の献金を受け取っていたことを明らかにしました。

そのうえで、宮腰大臣は「行政命令後にもらった寄付を返金することで当該会社と合意した。返金することで責任を果たしていきたい」と述べ、受け取っていた献金を返金し、政治資金収支報告書を訂正する考えを示しました。

官房長官「説明責任果たす必要ある」
菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「宮腰大臣が説明されたとおりだろうと思う。大臣は、適切に説明責任を果たしていく必要があると思う」と述べました。