法改正「世論調査では
優先順位が高いとは」山口氏

公明党の代表選挙は19日、立候補の受け付けが行われ、山口代表のほかに届け出はなく、山口氏の6回目の当選が無投票で決まりました。

任期満了に伴う公明党の代表選挙は19日午後、党本部で立候補の受け付けが行われました。

その結果、山口代表のほかに立候補の届け出はなく、山口氏の6回目の当選が無投票で決まりました。山口氏の任期は2年で、今月30日に開かれる党大会で正式に承認されます。

山口氏は記者会見し、焦点となる新たな執行部人事について、「国政選挙で世代交代も進み、若い人たちが成長しつつある。これからの時代にあった新しい体制を作っていくことが望まれる」と述べ、若返りを検討したいという考えを示しました。

また、山口氏は、自民党との連立について、「あす総裁選挙の結果が判明するので、新しい総裁と連立政権の基本を確認し、国民の望む優先順位の高い政策を実現していきたい」と述べました。

一方で、憲法改正について、「各種の世論調査などを見ると、必ずしも優先順位が高いとは言えない。そうした動向も冷静に見極めながら、今後の在り方を検討していきたい」と述べ、慎重な姿勢を強調しました。