善点あれば検討」官房長官
北海道の地震 死者を41人に修正

北海道での地震の死者数をめぐり、菅官房長官は、午前の記者会見で「北海道庁から札幌市の死者3人を災害認定しないと連絡があった」と述べ、これまで44人と発表していた死者数を41人に修正し、今後発表の在り方に改善する点があれば検討する考えを示しました。

この中で菅官房長官は、北海道での地震の死者数について「北海道庁から『札幌市の死者3人を災害認定しない』という連絡があった。政府としては被害規模の早期把握の観点から、警察などから報告があった最新の数字を取りまとめ、先般44人と数字を公表したが41人とした」と述べ、これまで44人と発表していた死者数を41人に修正しました。

そのうえで菅官房長官は「政府の判断が誤っていたとは思わない。亡くなっていたのは事実だ。ただ災害による死者かどうかの判断は北海道庁が行うことになっている。最終的な判断はそれぞれの都道府県に権限があるので、その判断が最終判断になるが、改善点があれば検討したいと思っている」と述べ、今後発表の在り方に改善する点があれば検討する考えを示しました。