「小異を捨てて大同に」
「子どもに大胆な投資」

国民民主党の代表選挙に立候補している津村元内閣府政務官と玉木共同代表は2日、選挙戦最後の街頭演説を行い、津村氏は来年の参議院選挙に向けて野党連携に取り組むと訴えたのに対し、玉木氏は少子化対策に全力を挙げる考えを示しました。

4日投票が行われる国民民主党の代表選挙には、津村元内閣府政務官と玉木共同代表の2人が立候補しており、2日、東京銀座で、選挙戦最後の街頭演説を行いました。

この中で津村氏は「来年夏の参議院選挙で改選議席の過半数を野党全体で獲得し、安倍政権を退陣に追い込むことを約束する。『1人区』で与野党が1対1で戦う構図を作るため、他の野党としっかり議論を始め、小異を捨てて大同につく大きな方針のもとで、参議院選挙の勝利に全力を挙げる」と述べました。

玉木氏は「日本の抱える最大の問題は少子化と人口減少で、本物の改革政党として国の将来をしっかりと見据えた政策を打ち出していきたい。第3子以上が生まれたら1000万円を給付するという子どもたちに大胆に投資する政策で、停滞し、活力が失われつつある日本を変えていきたい」と述べました。

国民民主党の新しい代表は、4日の臨時党大会で選出されます。