員の歳費を削るのが
最もわかりやすい」西田氏

参議院の定数を6増やす法律が成立したことを受けて、公明党は国民の理解を得るため、参議院議員の歳費を削減する法案を秋の臨時国会に提出することを提案しました。

参議院選挙の1票の格差を是正するため定数を6増やすなどとした改正公職選挙法が成立したことを受けて、自民・公明両党は作業チームを設け、参議院の経費節減策を検討しています。

30日の会合で公明党の西田参議院幹事長は、「定数を増やすことに国民の理解を得るためには、議員の歳費を削るのが最もわかりやすい」と述べ、参議院議員の歳費を削減する法案を、秋の臨時国会に提出することを提案しました。

これに対し自民党の岡田参議院幹事長代行は、持ち帰って検討する考えを示しました。

公明党は、自民党と共に議員立法の形で法案を成立させ、来年度の予算案に反映させたい考えです。