バラ色の夢なんか
私は語りません」石破氏

「正直、公正」をキャッチフレーズに掲げ、自民党総裁選挙に立候補を表明した石破元幹事長は21日、東京都内で行った講演で、参加者から安倍総理大臣との違いを問われ、こう答えました。

「ここが違うというのを私は声高に申し上げるつもりはありません。ましてや個人批判をするつもりはありません。ただ、私はずっと有権者、主権者に誠実でありたいと思ってきました。自分が『誠実』とか『正直』とか、そういう言葉を言うと、面はゆいところがありますが。『お前、そんなに立派な人間なのか』という、お叱りを頂くこともあるかもしれませんが、そうありたいと思ってきました」

「夢なんか、バラ色の夢なんか私は語りません。ですけど皆さんが30代、40代、50代になったときに、安心な社会を作るために、きちんと正面から語りますから。だから、石破に入れると何の良いことがあるのっていったら、こんな良いことがあるって言えません。ですけど『一緒に考えましょう』『こういう問題です』というのは、間違いなく、きちんと提示をします」