衛隊の明記「緊急性が
あるとは思わない」石破氏

憲法改正をめぐって、安倍総理大臣が意欲を示す「自衛隊の明記」について、自民党総裁選挙への立候補を表明した石破元幹事長は、緊急性があるとは思わないと指摘し、大規模災害に対応するための条項の新設などに優先的に取り組むべきだという考えを改めて示しました。

憲法改正をめぐって、安倍総理大臣は、自衛隊の存在を明記することに意欲を見せ、次の国会に自民党の憲法改正案を提出できるよう、党内議論を加速させたいという考えを示しています。

これに対し石破元幹事長は17日、国会内で記者会見し、「自衛隊の明記」は緊急性があるとは思わないと指摘したうえで、「9条改正は国民の理解を得て、世に問うべきものだ。理解なき改正をスケジュール感ありきで行うべきではない」と批判しました。

そして石破氏は「自衛隊の明記」よりも、参議院選挙の合区の解消や、大規模災害などに対応するための「緊急事態条項」の新設に優先的に取り組むべきだという考えを改めて示しました。

来月行われる自民党総裁選挙では、憲法改正が争点の1つとなる見通しです。