立民 幹事長西村氏
代表代行逢坂氏 政調会長小川氏

立憲民主党の役員人事で、泉 新代表は、いずれも代表選挙で争った西村智奈美元厚生労働副大臣を幹事長に、逢坂誠二 元総理大臣補佐官を代表代行に、小川淳也 国会対策副委員長を政務調査会長に、それぞれ起用する意向を明らかにしました。

11月30日、立憲民主党の代表選挙で選出された泉 新代表は、党役員人事の骨格を固め、12月1日午後、記者団に明らかにしました。

それによりますと、いずれも代表選挙で争った
▽西村智奈美 元厚生労働副大臣を幹事長に、

▽逢坂誠二 元総理大臣補佐官を代表代行に、

▽小川淳也 国会対策副委員長を政務調査会長にそれぞれ起用します。

また、
▽国会対策委員長には、代表選挙で自身の推薦人となっていた馬淵澄夫 元国土交通大臣を、
▽選挙対策委員長には、代表選挙で自身の陣営の幹部を務めた大西健介 政務調査会長代理をそれぞれ起用します。

西村氏は、衆議院新潟1区選出の当選6回で、54歳。

新潟県議会議員を経て平成15年の衆議院選挙で当時の民主党から立候補して初当選しました。

民主党政権では、厚生労働副大臣を務め、旧立憲民主党に4年前の発足時から参加しました。

泉 新代表は2日、党の両院議員総会でこの人事案を示し、了承を得ることにしています。

泉氏「西村さんに党の再生にともに取り組んでほしい」

泉氏は記者団に、「立憲民主党は多様性の尊重を訴えていて、その具現化の一つとしてジェンダー平等の実現を言ってきた。幹事長という私のパートナーとして、有能で、党のジェンダー政策もけん引してきた西村さんに、党の再生にともに取り組んでいただきたい」と述べました。

西村氏「泉代表をしっかりと支える」

また、西村氏は記者団に「今回の代表選挙を通して、党の新しい姿を見せることができたが、本当の意味での挑戦はここからだ。泉代表をしっかりと支え、国民のための政治を行う政党だと示せるよう、全力で取り組んでいきたい」と述べました。